記者クラブ改革その2
2002年3月8日9:00AM|カテゴリー:風に吹かれて|伊田浩之
「住民基本台帳ネットワークシステム」(以下、住基ネット)の勉強会が3月4日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で開かれました。総務省からは担当者である井上源三・市町村課長ら3人が出席し、新聞記者や編集者、フリーライターなど約15人が説明を聞きました。勉強会の内容については3月8日号の金曜アンテナ欄で報告しましたので、ここでは別の話を書きます。それは、こういった勉強会自体がとても珍しいということです。勉強会はジャーナリストの櫻井よしこさんが呼びかけ、総務省の説明を聞くという形式ですが、実質的には「記者会見」といってよい内容でした。