きんようブログ 社員エッセイを掲載。あの記事の裏話も読めるかも!?

郵便局が銀行のように手数料をよこせと言い出した

昔、小学校で「10円くれええ」と同級生の間を歩き回って、なんとなく、300円ほどの金を稼いだこどもがいた。
そんな悪賢いヤツはどこの学校にもいたはずだ。
かくいう、私も「日本の人口は1億人だから、だれでも気にせずくれるだろう1円を集めれば1億円になる!」などと馬鹿なことを考えたこともある。
まあ、最近は落ちている100円は拾うなという本もあるらしく、馬鹿げた考えではあると思うが・・・・・・。

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殺される大統領

最近、二つの大統領暗殺ものの映画を観た。
まずは先日、公開されていた『大統領暗殺』である。
これは2007年10月13日に米国のブッシュ大統領とおぼしき人間が、アンチグローバリゼーション団体のデモ隊が取り囲む中、何者かの手によって暗殺されるという架空の物語である。そもそもの邦題は『ブッシュ暗殺』だったが、映倫を通らず『大統領暗殺』に変更されたという。犯人逮捕をめぐって、黒人やイスラムなど米国特有の人種問題がリアリティをもって浮き彫りにされていく。10月6日よりシャンテシネなどで全国公開予定。

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返金・訂正・謝罪の「美しい国」

シジフォスの希望(7)                            
                                     
 この国では、金を盗んでも返して謝れば、罪に問われず許されるようだ。全国の泥棒や詐欺を職とする人たちにとってこれ以上ないほどの朗報であるが、ここで問題とするのは国の規範となるべき政治家の身の処し方のことだ。なにしろ、事務所経費の多重申告や農業共済の架空請求など詐欺的で悪質なやり口が明らかになり、国民の血税を事実上盗んだとしても、返金して訂正し謝罪すれば逮捕されず書類送検もされず、仕事(議員)を辞めなくてもよいという、実におおらかな「美しい国」なのである。

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