きんようブログ 社員エッセイを掲載。あの記事の裏話も読めるかも!?

ニート・ひきこもり・不登校 「育成」大作戦か?

ニート・ひきこもり・不登校「育成」?

誰が?

国が、、、、、

えっ?

マジ?

マジです。

今月「子ども・若者育成支援推進法」が国会で成立して、公布され、来年施行されます。

最初は、「若者健全育成推進支援法」だったのです。15歳以上30代前半の若者を、健全に育成しちゃおうというのです、国家が。

健全って何?

どうやら、きちんと学校へ行ったり、職場で働くように、健全に育成するらしいです。

法案が内閣府から国会へ提案されて、6月頃に、健全っていう言葉がなくなって、

15歳以上の若者が、15歳以下の子どもも含めて、子ども・若者の支援になっちゃいました。

0歳から30代前半の大人まで、幅ひろーい未成年&若者が対象になりました。

発端は、教育再生会議の第三次報告書です。若者を社会総がかりで育成支援する、っていう項目がありました。

社会総がかり? 大人がよってたかって?ってこと?

それが、内閣府で、青少年大綱ってのを決めたり、麻生太郎さんが、青少年を健全育成したいって言ったり、

子ども・若者育成支援勉強会ってのが、去年開かれて、有識者や、文部科学省、厚生労働省、などなどよってたかって、議論しました。

ニートが63万人、不登校中学生が10.3万人、これが、学校も行かず、働きもせず、家にこもっちゃって、ぶらぶらしている。

大人はそれが許せないわけです。

生産しない人たちは、税金を稼ぎ出さないし、ひどい場合は、社会で凶悪な犯罪まで起こしてしまう人も出てくる。

そんな子どもや若者を家から引きずり出して、支援センターへ入れて、治療のために病院へ行かせたり、自転車整理の仕事を訓練として、させるらしいです。

こわ~~~い。

そのため、ニート、ひきこもりを、早期発見、早期対応するのが、この法律の狙いです。

ずばり、ターゲットは、ニート、ひきこもり、不登校!

次回は、この法律について、もうちょっと、掘り下げてみたいです。

内閣府の「青少年育成」、ちょっと読んでみて、、

http://www8.cao.go.jp/youth/index.html