傍若無人子日記その一・真昼の恐怖の巻
2008年11月19日4:04PM|カテゴリー:傍若無人子日記|Ue
○月×日
とある秋の日。
仕事から帰宅した父が目にした光景は、それはそれは恐ろしいものだった(らしい)。台所のテーブルの上にのっている、ぐちゃぐちゃになった新聞紙。父の頭の中には「?」マークが浮かんだことであろう。おそるおそる、新聞紙に近づく父。そこにあったものは、な、なんと………。
う○こ。
ぎゃーーー。
と、父が悲鳴を上げたかどうかは定かではないが、(多分上げてません)。なぜ、ここにこんなものが?? と、疑問に思うまでもなく、犯人はすぐに判明。
そう、犯人は、我が愛猫の「ちび」でした。
彼女(メス・避妊済、12歳)こそ、この傍若無人子(ぼうじゃくぶじこ)日記の主人公。(注・「ぶじんこ」ではなく、「ぶじこ」と読んでください)
ちびの名誉のためにも申しますが、普段は、テーブルの上で粗相をすることなどありません!!では、なぜ、今回こんなことになってしまったのか……。
我が家の猫は放し飼いにしております。家の内も外も自由勝手きままに行き来しており、トイレは基本的に、家の庭、もしくは、ご近所さんの畑、お寺などなど、土のある所ならどこでも。
しかし、です。
その日のちびは、家の外に出られなかったのです。
日中、家には誰もいないので、当然、家の戸締まりをし、鍵を閉めて出かけます。最後に家を出る人は、ちびを外に出してから鍵を閉めます。その日、最後に家を出た人は、ちびが家の内にいることに気づかずに、出かけてしまったのですね~~~。ははは。
おそらく、どっかのタンスの上の方で、悠々自適、極楽気分で寝ていたちび。さて、ちょっとトイレ~~、と起きてみてビックリ。にゃ!? 外に、で、出られないにゃ。そうにゃ、猫道(猫が通れるぐらいの穴)……。開いてないにゃ。ここ(窓)開くかにゃ?……開かないにゃ。
どうするかにゃ~。どうするかにゃ~。
にゃ~。にゃ~。にゃ~。
と泣いてみても、家には誰もいませぬ。その光景を思い浮かべると、ワタクシも涙が………ううう(泣)。
さんざん家の内をさまよったあげく、トイレに選んだ場所が、台所のテーブルの上においてあった「新聞紙」の上だったのでしょう。ご丁寧に、う○この上に新聞紙が被さっていたそうです。砂で隠す猫の習性ですね。
ただ、ここで飼い主の疑問が一つ。なぜ、よりによってテーブルの上???我が家には、もっと適した(?)場所が沢山あるのにと思う次第です。
と、真昼の恐怖を味わった、ちびでした。
ちなみに、ちびを家の内に閉じこめた犯人は、このワタクシです。