傍若無人子日記その五・新盆の巻
2008年12月1日12:34PM|カテゴリー:傍若無人子日記|Ue
8月13日
今年6月に亡くなった祖母。父方の祖母で、私が生まれてから、ずっと一緒に暮らしていました。数えで91歳でしたので、大往生です。でも、70歳ぐらいから、ずっとリュウマチや、右半身不随で生活していましたので、本人は大変だったことと思います。
泣き言一つ言わない祖母でした。
祖母は、ちびにとっても、生まれて12年間、ずっと一緒暮らした人でした。特に、昼間、家にずっといたのは祖母でしたので、一緒にいる時間も長かったことでしょう。おばあちゃんと猫。まさに、絵になる光景ですね。
そんな祖母とちびにまつわる、ある事件が今年の夏に起きます。
今年の夏は、祖母の「新盆」(しんぼん)でした。近所の組の人たちが集まり、盆棚を飾り、みんなで、仏様を迎えに行って、送りに行くという昔ながらの風習が、まだ残っている地域にワタクシは住んでおります。
さて、近所の人たち(男性)が盆棚をつっている時、いつもと違う気配を察知したちびは、なんだかそわそわと落ち着きがないご様子。
ワタクシはそのちびをじっと観察。
だんだんと完成に近づいていく盆棚。
あ~~~(やるだろうな)と、ワタクシはスタンバイ。
そして、期待を裏切ることなく、ちびはやらかしてくれました。
まるで自分が主役かのように見事に盆棚に納まるちび。
まったく、おばあさんを何と思っているんだか。