傍若無人子日記その七・病院の巻
2008年12月17日8:44AM|カテゴリー:傍若無人子日記|Ue
○月◎日
ちびが風邪をひきました。くしゅんくしゅんいってます。鼻ちょうちんまでつくってます。(不覚にも、写真に納めることは出来ませんでした。泣)。
さて、飼い猫が風邪を引いたからといって、直ぐに病院につれていくようなことは我が家ではしません。風邪ぐらい、動物に本来備わっている自然治癒力に任せる!というのが、我が家の考え方。(注・病院に連れていくのがめんどいからでは決してございません)
しかし、とある冬、どーしてもちびの体調が良くならない、ということがありました。(なんと、ちびは毎年のように風邪をひいています。)仕方なく(?)母が病院に連れていきました。と、そこまでは良かったのですが……。
診察台に載せられ、診療されるちび。診療を終えて、さ~おうちに帰りましょう~という時でした。
「な、なんだこりゃ~」と心の中で叫んだであろう動物のお医者さん。ちびが載っていた診察台には、なにやら白いつぶつぶが……慌てて、診察台をふきふきし、消毒までしだし、診察室は不穏な空気に包まれたそうです。その白いつぶの正体はというと……
のみのタマゴ。
なのです。外猫を飼っている方だったら必ず一度は出会ったことがあるであろう「のみ」。我が家では、定期的にちびを洗う習慣もなく(そもそも洗おうとしたもんなら、ワタクシの両腕は傷だらけになることでしょう)、のみ取りの薬を使うこともしません。だからしょうがないのです。のみはつくものですから……ね。そののみから絶えず生み出されているタマゴ。
そのぷちぷちが診察台に散らばっているのを見た動物のお医者さんは、「なんでこんな猫つれてきたんだ!」と言わんばかりだったと、後に母が嘆いていました。以来、母はそれがトラウマとなり、ちびを病院に連れて行くことを頑なに拒否するようになったのでした。
因みにのみのタマゴは、ほっておくと孵化します。また、のみのタマゴの他に、のみの糞もちびがいた後にはたくさん落ちてます。動物を飼うということは、それらとも「付き合う」ということだと、ワタクシは思うのです。