きんようブログ 社員エッセイを掲載。あの記事の裏話も読めるかも!?

スキージャンプを初めてみました

 

ジャンプする舟木和喜選手。(1月3日、札幌・宮ノ森競技場にて)

本年もよろしく御願い申し上げます。

さて、年末年始は北海道の札幌市にいました。

そこで生まれて初めてスキーのジャンプ競技を生で見ました。1月3日に宮ノ森で開かれた雪印杯ノーマルヒルです。ご承知のとおり、スキージャンプにはジャンプ台の大きさに応じてK点が90メートルのノーマルヒルと、120メートルのラージヒルがあります。

札幌では宮ノ森はノーマルヒル、大倉山がラージヒルです。

ともかくホームセンターで1200円で買った”保温”ゴム長靴に靴下2枚履きしたうえにカイロを体中に8個ほど仕込み、ユニクロのヒートテック2枚重ねでのぞみました。

円山公園から無料送迎バスにのり、宮ノ森ジャンプ競技場にむかいます。どうやら雪印が費用を負担しているらしいですね。雪印の東京本社は防衛省の近くにあり、四谷で飲むと雪印マークの襟章をつけた会社員がいたものですが、事件があってから姿をあまり見なくなりました。

ところが北海道では雪印はそんなことをものともせずに力があります。入賞選手は軒並み雪印所属。雪印がつくった会場内のテントでは、ある家族のおとうさんがこどもたちにむかって「今夜はチーズフォンデュだなあ」というほど大量のチーズが配られていましたね。

競技では長野五輪の金メダリスト舟木和喜選手も飛んでいました。結果は入賞外でしたが。ちなみに地元の人に舟木選手を見たというとだいたい二つの反応がありました。

「舟木? ジャンプ姿がきれいだよね」。もしくは「舟木? ヤンキー! まだ眉毛細かった?」です。まあ人気者なのでしょう。やはり華があったように見えますね。その後、スキー五輪代表に選ばれた岡部孝信選手も飛んでいましたね。

しかし! あまりの寒さに午後イチでギブアップ。モンベルの社長がテレビでも言っていましたが、ヒートテックはじっとしている真冬の山では発熱効果も発揮しないのでしょう。断熱プラス保温効果のあるものでないとダメですね。

そんなことを観戦中に考えていたので、帰りには防寒ブーツを買いたくなり、秀岳荘をのぞきました。秀岳荘は、札幌では有名な山岳ショップです。東京・神保町でいう「さかいやスポーツ」、横浜でいう「かもしかスポーツ」みたいなものです。ぼくも山を登るので、札幌に行くと、よくのぞきにいきます。

そこで面白いものを発見しました。米国高級?ブーツのダナーと陸上自衛隊がコラボしたクロカン用ブーツです。3万5000円くらいでしたが、写真はwebでちょっと見あたりませんでした。すみません。秀岳荘と真駒内基地内の売店でしか売っていないとのポップが。ダナーマニアがほしがるかな。それでもちょっと使えないな。

しかし自衛隊員諸君! 結構、いいものはいているんじゃないの?

今度はノーマルとは迫力が倍は違うというラージヒルを観に行きたいですね。