きんようブログ 社員エッセイを掲載。あの記事の裏話も読めるかも!?

鹿島の犯罪by九州ジャーナル

九州の熊本を拠点にする企業犯罪を中心とする告発サイトがあります。

1年くらい前に開設されたと思うのだが、「九州ジャーナル」という。あらゆるwebサイトを見渡してもここまで実名で書いているサイトも珍しい。自身の取材過程や取材先をすべて載せている。これまで、あらゆるメディアは、取材した事実を全部載せることはできず苦労していたのですが、webというメディアではほとんど全部といっていいほど掲載できるわけです。その利点を活かしているといえましょう。

その「九州ジャーナル」では、小沢一郎民主党幹事長の土地取引疑惑に関して1月13日に家宅捜索をうけたゼネコン・鹿島について書かれている。

http://kjnn.net/itiran/itiran.html

内容は、鹿島がてがけた長崎県の県営球場建設の際、長崎原爆の犠牲者と思われる遺骨をそのまま埋めてしまったという疑惑である。さらに、そのことを右翼団体などに追及されて鹿島は下請けを介して金を払い、おさえこんだという記事である。

数年前のことだが、九州に取材にいったさいに、私は知人の記者の紹介で九州ジャーナル主催者の松山慎一郎氏にお会いした。こちらのサイトができる前の話である。その際、鹿島の疑惑を聞き、帰京後は早速、鹿島に取材を申し込んだ。だが、当時の支店長がもういないのでわからないという鹿島広報の対応でウヤムヤになった。そんな中途半端な結末のままになっている疑惑である。もちろん疑惑や噂があって取材して空振りに終わるのは日常茶飯事ですが。

そんなこともあってか、「九州ジャーナル」の記事には私の名前もご丁寧にでてくるわけです(苦笑)。

松山氏に聞くと、鹿島の記事のアクセス数が最近高まっているという。

疑惑の信憑性は読者の判断に委ねましょう。