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12月23日開催「新政権のゆくえと私たちの役割――『週刊金曜日』名古屋のつどい」への質問・意見募集中!

 

質問・ご意見募集中!(終了しました。)

下記の「コメントをどうぞ」から、「新政権のゆくえ」または「私たちの役割」について質問・意見をお寄せください。選考の上、シンポジウムで講師が答えます!

 

【受付期間】10月30日(金)~12月11日(金)

 

 

*質問の表示は、コメント承認後になります

 

 

773号目次

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773号の注目記事

■佐高 信 対談 日本を何とかしよう3
 鈴木宗男

外務官僚のニセ情報によって世論の猛反発をかった鈴木宗男氏は、国会議員の職を失った時期さえある。衆議院外務委員長に就任し、なにを外交の最優先事項として取り組み、外務官僚とどう向き合うのか。

■テレ朝、電通幹部や国会議員秘書も参加の“任侠”ビデオ
 田辺エージェンシー、石原プロ、ジャニーズら
 芸能界権力者の兄弟盃映像流出
 エンタメ取材班

表に出てはいけない映像が流出した。それはメディアの幹部や芸能界の重鎮たちが、身内で撮影したヤクザの真似事をしたビデオである。その姿からはメディアと芸能界の癒着とおごりを感じざるをえない。

■陸上自衛隊はイラクで何をやっていたか
 内部資料『隊員必携』から見えるもの
 水島 朝穂

陸自はイラクのサマワで「人道復興支援」などという美名に隠れ、
侵略した米軍同様に、いつでも戦闘に移れる態勢だった。
このほど活動内容の情報が開示された空自同様、自衛隊は海外で文字どおり戦争をしていたのだ。

◆今こそ求められる「自衛隊の軍事作戦」検証
 成澤 宗男

■司法を越え戦後補償
 「西松和解」実現
 梶村 太一郎

最近、不正献金が発覚した西松建設(当時・西松組)は、戦時中、強制連行された労働者を使い多くの犠牲者を出していた企業でもある。その西松建設が自主的に歴史的責任を認めて謝罪するとともに、二億五〇〇〇万円の「和解金」を支払い補償を行なう。

■格闘する思想 岡 真理
 ナビゲーター 本橋哲也
 アラブ世界×ジェンダー×文学

空気、風、水のやさしさを自らの内にたたえることは、時に、
贖われない歴史的不正、連綿とつづく暴力への闘いに耐えうる
魂の強度を持つことでもある。

■国際人権規約に照らした「鯨肉裁判」
 グリーンピースの行為は正当だ
 海渡 雄一

■被害と加害の歴史に向き合う
「若い人と疑問を持つ人に観てほしい」
ドキュメンタリー映画『南京・引き裂かれた記憶』~武田倫和監督に聞く

「おじいさんが戦争加害者だった」という三〇歳の監督が、南京大虐殺の実像に迫った。
被害者と加害者(元日本兵)がそれぞれカメラの前で語る証言には心揺さぶられる。
一一月一四日からの東京・渋谷での上映を前に、武田倫和監督に話を聞いた。

772号目次


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772号の注目記事

■佐高 信 対談 日本を何とかしよう2

福島みずほ
消費者及び食品安全・少子化対策・男女共同参画担当相

社民党は、安全保障政策などで民主党とのズレを指摘されることが多い。なぜ連立政権に入り、なにをしようとしているのか。初入閣した福島みずほ党首に、佐高信編集委員が今後の方針を聞いた。

■東郷和彦・元外務省条約局長に聞く
 密約「赤いファイル」の行方と
 安全保障論議のあり方

日本政府とりわけ外務省への信頼を壊してきたのが日米密約問題だ。
米国の情報公開で資料が出てこようが、元外務官僚が密約の存在を認めようが、
政府は密約の存在を否定し続けてきた。
一〇年前に外交資料を整理したという東郷和彦・元条約局長に真相を聞いた。

■佐藤優の歴史人物対談10
 和田洋一と語る

奈落への地すべりを押し返すのは民衆の力
政権交代で、劇的と言って良いほどの政策転換が起きている。
だが、世界を覆う同時不況の行方は楽観を許さず、
私たちは帝国主義やファシズムの危険性から目を背けてはならない。
戦前の知識人たちは日本型ファシズムの時代をどのように過ごしたのか。
久野収らと『世界文化』を拠点にした和田洋一に登場していただこう。

■再び「池子の森」に米軍住宅建設が強行か
 首都圏最大の緑地帯が破壊の危機に
 粂 潤一

八〇年代に全国的な話題を集めた、逗子市の池子の森米軍住宅建設問題。
結局は国に押し切られてしまったが、
今度は「追加建設はしない」という約束を破り、またもや防衛省は、
米軍だけを優先して大規模な自然破壊を目論んでいる。

■高遠菜穂子リポート
 破壊と希望のイラク
 メソポタミアの地で出会った人々第10回

「冬の兵士」とイラク人の対面を模索
苦しむ両者の架け橋に

■アフガニスタン戦争の内幕 暴露された「対テロ」の嘘(中)
 なぜ「ビンラディン」なのか
 成澤 宗男

多くの人々は、「9・11」を実行したオサマ・ビンラディンを捕まえるのが戦争の目的と考えている。
だが、FBIは「ビンラディンと『9・11』を結びつける証拠はない」と言明。
米国政府もこれまでの約束を破り、一度もこの「証拠」を明示していない。

■国労闘争団の子どもたち
 物心ついてから毎日が闘いだった
 司会/まとめ 清水 直子

 与野党が逆転して、民主党の連立政権ができた。二三年にわたって闘い続けている国労闘争団や支援者の間には、政権交代によって「民営化政策」が見直され、JR不採用事件の政治解決に向けた動きがあるのではないか、との期待が高まっている。
 このあまりに長い闘いは、家族の生活をも大きく変え、よちよち歩きをしていた子どもも大人になった。大人になって、父親たちの闘いをどうみているのだろう。総選挙を間近に控えた八月の初め、一〇四七人の解雇撤回を求めて闘い続ける父を持つ、三人の「闘争団の子どもたち」に話を聞いた。

◆あまりにも理不尽!
政権交代を機に政治解決を
原告団中央協議会事務局長 佐久間 誠

771号目次


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771号の注目記事

■暴露された「対テロ」の嘘 アフガニスタン戦争の内幕(上)
 「9・11」前からあった作戦計画
 成澤 宗男

二〇〇一年、「9・11」を口実にアフガニスタン戦争が始まった。
だが依然米軍は、勝利の見えない泥沼にあえいだままだ。そしてこの戦争の知られざる
多くの事実は、破綻を目前にした米国の「対テロ戦争」の邪悪な本質を暴露している。

■資本主義後の世界は
 脱中心的な国際連帯が可視化する
 対談 高祖岩三郎 平沢剛

新しいアナキズムの視座から、資本主義後の世界を構想し、活動する高祖岩三郎さんと平沢剛さん。ニューヨークと東京を拠点とする二人に、脱中心的な形で広がっている国際連帯の可能性について語り合ってもらった。

◆ギリシアの蜂起が示したもの
 櫻田和也

■歴史認識の壁を越えた漫画
 中国南京大虐殺記念館で飾られた日本の戦争漫画
 対談 石川好 × 森田拳次

今年の八月一五日、終戦の日。中国の南京大虐殺記念館で日本の戦争体験を描いた漫画一三〇点が展示された。描いたのは日本の漫画家たちだった。現地では日本人の戦争体験への反発はきわめて少なく、予想外に好意的に受け入れられた。当事者たちがその舞台裏を語る。

■地域のユニオンが労働運動を変える
 野村昌二

厳しい雇用状況を背景に、ひとりでも加入できるユニオンが全国に広がりつつある。数だけではない。労働と生存、正規と非正規という従来の枠を越えた運動は、日本の労働運動の質をも大きく変えようとしている。

◆非正規の組織化と派遣法改正が
 どこまでできるかが鍵です
 「非正規会議」東京事務局責任者
 棗一郎弁護士に聞く

■間違いが直っていない!
 社保庁・年金記録処理の知られざる実態
 望月 芳子

二〇〇七年二月、基礎年金番号に結びつかない年金記録が五〇九五万件あることが発覚。現在、記録の統合処理が進められているが、捗っていない。作業の実態を追うと、社会保険庁の相も変わらぬ丸投げ体質が浮かび上がる。長妻昭厚労相は、どこまで解明できるのか?

■人生を狂わせたあの男だけは許せない
 教え子である私を汚した元高校教師の民主党都議を告発
 岩崎 大輔

高校教師が女子生徒にムリヤリ関係を迫った。教師は学校を去った後、女性はイジメにあいひきこもりに。
その後、男は政治の道に進み都議会議員になった。被害女性が都議へ怒りの告発をする。

■新メルケル政権が原発延命政策
 反原発運動が元気に復活
 梶村 太一郎

770号目次


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770号の注目記事

■山口・祝島の27年間
 上関原発計画と闘い続ける
 會田 園

山口県上関町の原発建設計画で、
海の埋め立てに着工しようとする中国電力に対し、
住民らによる海上阻止行動が続いている。
埋立免許が切れる10月21日までがひとつの焦点だ。

■「トヨタショック」から思わぬ副産物?!
 名古屋で結婚予備校が大人気な理由
 平野 宗彰

トヨタショックが新たな名古屋名物を生んだ。婚カツブームに便乗した結婚予備校だ。
いまや名古屋と言えば味噌カツに婚カツ。笑い話にされるほどのブームだが、
渦中の結婚予備校生の現実は、結構シビアだったりして……。

■生存のもやい直し
 自由と生存の家
 小林 蓮実

貧困と命の危機を現場から救え!

労働問題が生存問題に直結する現在、
ユニオンには、「生存組合」としての側面が求められている。
フリーター全般労働組合では、「住宅部会」を結成し、
五月末、「自由と生存の家」をオープン。
さまざまな人を支える空間として船出した。

■痛憤の現場を歩く100
 全国初のプルサーマル計画に反対強まる玄海原発
 使用済み燃料の行方すら未定なのに強行するのか
 鎌田 慧

地域の自民党幹部らが「プルサーマル反対」の運動を強めている。
佐賀県では、原発反対の運動が比較的おとなしかったが、さすがに理不尽と立ち上がったのだ。
迷走する国の原子力政策のツケを押しつけられ、日本初のプルサーマルが始まるのかどうか。
玄海原発のプルサーマル計画は最後のヤマ場を迎えつつある。

■教科書採択
 自由社版の歴史教科書が参入
 現場を忘れた教科書採択の実態
 星 徹

「新しい歴史教科書をつくる会」が分裂し、自由社版「歴史」が新たに加わる中で行なわれた中学校教科書の採択が終了した。現場の教員の声が活かされず、教育委員会主導で採択が行なわれた地域では、「つくる会」系の教科書が採択されたところもあった。

■遂に断罪された公安の違法捜査
 微罪口実の逮捕事件で上告断念に
 成澤 宗男

■世界の非難浴びる軍隊介入と組合弾圧
 フィリピントヨタをILOが現地調査
 遠野 はるひ

769号目次


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769号の注目記事

■いちむらみさこさん 路上生活者・アーティスト
 公園で暮らす
 聞き手 北村肇 本誌編集長

「解消すべき問題」として「施策」の対象になる「ホームレス」。
一方では、住民や行政によって、公共の場からの「排除」がすすむ。
そんな時代に、自ら積極的に路上生活、公園で暮らすことを選びとる人もいる。
豊かさとは何か、労働とは何か。
路上から、私たちに根本的な問いを投げかけている。

■森達也が見た
 裁判員裁判
 予想外の「発見」と的中した「危惧」

八月一〇日から一二日までの三日間、さいたま地裁で開かれた全国二例目の裁判員裁判を傍聴した森達也さん。『死刑のある国ニッポン』(金曜日刊)でも裁判員制度の問題点を詳細に論じているが、実際の法廷にどんな印象を持ったのか。「厳罰化」をテーマにしたテレビ取材で訪れたノルウエーの治安の現状と比較しつつ、報告してもらった。

■11月にも玄海原発でプルサーマル開始
 不良品のMOX燃料を欠陥輸送船が運ぶ危険
 桐生 広人

日本初のプルサーマル営業運転が始まろうとしている。九州電力玄海原発では一〇月にウランとプルトニウムの混合燃料(MOX燃料)が装荷され、一一月にも運転が始まる見通しとなった。このMOXを作ったフランスで不良品が発覚し、輸送船の「止まらぬ腐食」という問題も生じている。

■浮躁中国
 狙われる「公益」
 麻生 晴一郎

中国では、人権弁護士が弁護士資格を停止されたり、
「公益」活動NGOが弾圧を受ける事件が多発している。
建国六〇周年前後の、政府のピリピリぶりが顕著だ。

■「談合の島」北海道で
 全長9キロの魚道計画
 まさのあつこ

農業、土木、河川工事と次々と談合の有罪判決を受ける北海道開発局。その横を「官学業」の癒着が大手を振ってすり抜け、北海道の大地は魚道実験施設と化した。

■清水 学(セイコーエプソン労働組合副執行委員長)
 世界初、労組が手がける長期投資信託会社
 山岡 淳一郎

労働組合がファンドを手がける――この前代未聞の {奇策} に打って出たセイコーエプソン労組に、各界の注目が集まっている。雇用確保という組合従来の活動を超え、長期的投資による財産づくり、継続的な社会貢献活動も実現させた。投信会社の立ち上げに尽力したのは、天馬空を行くがごとく型破りで規格外の、労組副執行委員長だ。

■公園での炊き出しまで中止に
 「迷惑だ」と排除されるひとたち
 白崎 朝子

派手な「政権交代」劇の裏側で、投票権ももたない「ホームレス」の排除が人知れず進んでいる。
公園から追い出されたひとたちには、いつになったら行政の支援がなされるのか。

◆“ナイキ化”で閉鎖される宮下公園 
 野村 昌二