おしらせブログ 週刊金曜日から定期購読者の皆様へのおしらせを掲載しています。

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792号の注目記事

■「武力行使ありき」示す外交文書
 日本政府は独立調査委で検証を
 布施 祐仁

悪質な情報操作で始まったイラク戦争の闇がイギリスなどで解明・検証されようとしている。
日本でも筆者らの文書開示請求によって、開戦前からの日本政府の関わりが明らかに。独立調査委で検証すべきだ。

■都立高校卒業式
 「日の丸・君が代」不起立で担任外しも
 「闘う教師」が生徒の希望
 樫田 秀樹

わずか四〇秒。その間、「日の丸・君が代」を拒否する教師は全国にいる。
たいていの場合、文書訓告や戒告処分。だが東京都は別格だ。
減給や停職、再任用拒否といった、尋常でない処分を科している。
それでも自身の信条を守るため、強制に抗う教師が絶えることはない。

■小田実が遺したもの
 北村 毅 × 玄順恵  

最期の最期まで、世界の「これから」を書き続けた小田実。
残された者たちの使命とは――小田実が「人生の同行者」と呼んだ玄順恵と、
「小田実」に学ぼうとする若手研究者・北村毅が語り合った。

■自殺は他人事ではない
 シンポジウム「自殺と貧困から見えてくる日本」から
 望月 芳子

三月一〇日、反貧困ネットワークとNPO法人・自殺対策支援センターライフリンク共催によるシンポジウム「自殺と貧困から見えてくる日本~生きていてもいい。つながりから広がる私達ができること~」が東京・千代田区(日本教育会館)で開催された。深刻化する自殺と貧困の問題に、私たちはどのように向き合えばよいのか。

■救済法案の成立は急務
 カネミ油症 「被害者救済」を阻む 「油症診断基準」
 明石 昇二郎

発覚から40年以上が過ぎ、今では2世、3世にまで健康被害が広がっているカネミ油症事件。現在の油症患者の診断基準はきわめてハードルが高く、症状が現れながらも被害者とみとめられない「未認定患者」が数多く存在する。そんな中、検診結果に納得できず、高額な検査費を自費で払ってまで血液検査を敢行する被害者も現れた。被害者救済法案の成立が急務だ。

■イラク人医師と米国の平和活動家が語る(上)
 イラク戦争 破壊と殺戮の実相

イラク人医師アンマールさんとシェイマさんがこれまでに会った “アメリカ” は米兵しかいない。彼らの中の“アメリカ” はあまりにも残酷なものだ。ともに来日中だった米国人の平和活動家ジョセフ・ガーソンさんとの対談が実現。対談は二時間以上に及んだが、今回はその一部、イラク人医師たちの体験を中心に紹介する。

■浮躁中国
 米国の兵器売却問題、台湾は「蚊帳の外」!?
 本田 善彦

米国が台湾に兵器売却――。世界を驚かせたこのニュースは、
米中台関係の文脈の中でどう受け止めればいいのか。
一見、主役のように見える台湾だが、事情を探るとなんだか微妙な立ち位置だった。

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791号の注目記事

■核問題研究家の新原昭治氏に『報告書』を聞く
 「核密約」の幕引きを許してはならない

核密約に関する「有識者委員会」の『報告書』は
安保の本質を覆い隠す茶番に過ぎない。
求められているのは、神戸方式による非核化なのだ。

■日本が排外感情に陥らず
 保守すべき伝統とはなにか
 中島岳志×東郷和彦

高校の授業料無償化に朝鮮学校を含めるなという声があがるなど、またもや排外感情が高まりつつある。戦争への坂を転がり落ちた昭和初期を繰り返さないためには何が必要か。しっかりとした理念が求められるという二人が語り合った。

■編集長連続インタビュー
 森川すいめいさん
 ホームレス問題は自分たちの問題

海月篤のペンネームで本誌連載もある医師の森川すいめいさん。
アルコール依存症専門病院に勤務する傍ら、路上生活者の支援、医療相談活動を続けている。
路上生活者の公園追い出しがすすむ中、森川さんらの精神疾患の調査は、大きな反響を呼んだ。

■現場跡地を目撃した山崎淑子氏に聞く
 「9・11」当日からの数々の謎と疑惑
 聞き手/成澤宗男・編集部

いまだ多くの謎に包まれている「9・11」事件。
全世界の目を引きつけたニューヨークのツインタワー「崩壊」後、
現場の一部始終を見届けた邦人の証言は、
「9・11」が単純な「テロ」事件ではない可能性をうかがわせる。

■事実上の解雇から1年・「金曜日ツアー」で久々の添乗業務
 阪急トラベルサポートと闘う塩田卓嗣さんに聞く

「早く仕事に復帰したい」

■私たちが消し去る人々
 ボルネオ島の移動狩猟民
 写真・文 峠 隆一

マレーシア・ボルネオ島の奥深く。
ほんの二〇年前まで、
移動プナン人は森での生活を謳歌していた。
家を持たずに自由に森を歩き回り、猪、鹿、魚、果樹を獲る。
だが、その森にいま木材伐採、プランテーション造成、
ダム建設と次々と「開発」が入り込み、
移動プナン人の生存を脅かしている。
そして、その背景には日本人の日常生活が横たわる。
彼らの「トンタナ(私たちの土地)を返せ!」の声に耳を傾けたい。

読者会から(全文)2010年3月19日

【告知】
静岡読者会
 3月24日(水)19時~21時、藤枝文化センター。どなたも参加大歓迎。問合せ(TEL 054・635・2584永田)

土浦・つくば読者会
 3月26日(金)19時半~、会場未定。参加費三〇〇〇円くらい。新しい方大歓迎です。「何でも話せる友だち」作りませんか?。要予約です。問合せ(TEL 029・821・0160、Mail kei-kuboya@jcom.home.ne.jp久保谷)

週刊金曜日を応援する会・神奈川読者会
 3月27日(土)18時~21時、県民活動サポートセンター六〇一号室(横浜駅西口5分、ヨドバシカメラ裏)。参加費二〇〇円。話題は一面記事から週刊誌ネタ、ネットネタまで何でも話してますが、誌面批評もありますので、本誌をお持ちでしたら直近を四~五冊ご持参ください。問合せ(Mail oik-j@pu3.fiberbit.net)

練馬読者会
 3月27日(土)18時半~、喫茶ノヴェル(西武池袋線大泉学園駅北口駅前)。喫茶代。毎月第四土曜日に例会を開いています。近隣・沿線にお住まいの読者の方、気軽に参加してください。問合せ(Mail nerikinjyutu@mail.goo.ne.jp、TEL 03・3925・6039近藤)

奈良五條読者会
 3月27日(土)13時半~、会場未定(近刊の本誌を軸に話し合う予定です。気軽にご参加を。。問合せ(0747・25・2538井西)

旭川読者会
 3月27日(土)18時半~、旭川市神楽公民館(神楽4条5丁目バス停3分)。本誌でも執筆していた関組長が三月下旬に北海道を回るんだとか。もしかして読者会に現れないかな?。問合せ(TEL 0166・83・5582、Mail yoskose@gmail.comこせき)

やまと日曜の会(神奈川)
 3月28日(日)15時半~17時半、大和市生涯学習センター二〇二小会議室(小田急・相鉄大和駅10分)。問合せ(TEL 080・5454・0272ウチノ)

杉並・世田谷読者会
 3月28日(日)13時半~17時、高井戸地域区民センター第三集会室(京王井の頭線高井戸駅下車3分、清掃工場の煙突を目標に)。本誌のみならず新聞、テレビ、ほか書籍など幅広い課題を自由討議の形で読者会を行っています。問合せ(TEL 070・5596・0037藪田)

【報告】
後志・小樽読者会
 二月(二三日開催)は七人。入院していた岡部代表が帰還せり。腫瘍は良性なり。一同から万雷の拍手あり。ベルリン映画祭「銀熊」獲得の寺島しのぶさん。Tさんが「(二親の)アートの世界の厳しさを背負いながらの受賞は素晴らしい」と絶賛。小樽で群来。Aさんが「最近のニシンは水っぽくて、まずい」。仕事柄詳しいSさんが「昔と系統が違う」などと解説。「ロシア産ニシンの方がおいしい」の声も。二月一九日号から。漫画「さらん日記」の「オネショ冤罪」は笑った。松本侑子さんの映画評論には毎回引きつけられる。無名人語録「どんな仕事だって、オクの深いものです。それを浅くしてしまったのはテレビです」。新連載「国会学習帳」は人選ミスでは。内容の低さに唖然。企画はいいのに残念。「地域医療ライン」にもがっかり。ネタの良さを捌ききれていない。(文責・美藤)。問合せ(Mail bito.satoshi@gmail.com、TEL 090・4876・9094びとう)

旭川読者会
 二月は五名の参加。文化・政治・経済と並べると文化も政治も完全に経済に隷属しているようにみえる。食えるか喰えないかで多くの人間が頭を悩ます時代、この三つがそれぞれ分立してこそ人間らしい生活が営めるということが話題になった(社会の未来を左右する教育はもちろん文化領域)。情報が流れる速度は以前より凄く速くなったのにその分だけ先の見通しが立てづらくなっている皮肉な現代である。問合せ(TEL 0166・83・5582、Mail yoskose@gmail.comこせき)

読者会・さいたま・日曜
 二月参加者は八人。当読者会の参加をきっかけとして他読者会に足を運んだ方も。一月二九日号、『小沢の「罪」とは何か』マスコミの報道姿勢がおかしい。記者クラブ問題をどう超えていくか。二月五日号、伊藤真さんインタビューが核心をついていた。三井環さんの検察の裏金問題も注目。二月一二日号、横田一さんの胆沢ダム記事から意見が発展。何でもかんでも小沢のせいにしているようなイメージがある。金曜日の両論併記もすっきりしない。週刊朝日の上杉隆さんがおもしろい。金曜日は週刊朝日の検察批判記事と連携を。検察の責任の取り方を追求したい。官房機密費の問題など、今だからこそ自民党批判を。二月一二日号、坂本龍馬記事は勉強になった、世論として確立したものを批判する姿勢はいい、批判ばかりじゃ役にたたない。ネオニコチノイド系農薬の記事にびっくり。高遠菜穂子さんのイラクリポートが毎回よい。問合せ(TEL 048・835・7867関根)

静岡読者会
 二月例会のまとめ。この半年間の民主党の動きについての批判が、是々非々の及び腰になっているのは、本誌を含めてやっと訪れた自民外政権への淡い期待の現れがむりもない。小沢・鳩山金権問題と普天間がなぜかくも執拗に喧伝されてきたか。それは、最も枢要な政治テーマである不況対策、格差社会に対して、自民・民主ともに有効な政策を打てないために、国民の関心をここからそらすのが目的であり、それはかつてバブル崩壊後、莫大な不良債権隠しのためにオウム狂騒にマスコミが一丸となって走ったのと同じである。小沢の巨悪的体質は百も承知で、それでも半世紀に亘る自民党支配の下で堅牢に作られた支配のしくみをいったん壊すために、小沢にやらせてみてはどうか?。問合せ(TEL 054・635・2584永田)

あいち読者の会
 二月は四人。本誌記事中に見られる複数のサブタイトル順序の意義や表現について、上から目線対応などの指摘あり(考慮された編集方針だとは思いますが)。記事の具体例は別途〝投書〟投稿予定。近現代史に精通した当会員から「『坂の上の雲』について考える」のテーマで、次の論点を軸に詳細な解説。(1)NHKの企画意図について、(2)「原作」としての『坂の上の雲』から、(3)いくつかの論評について。問合せ(TEL/FAX 052・613・4028中島)

読者の会・大阪
 前回は参加者が多く各自発言に三分しか時間が取れなかったが、皆それぞれ考えているなと感じました。 その後「安保条約と普天間基地」の題で議員の秘書をやっておられる人よりの生の報告を受けて討論しました。基地移設ではなく基地廃止、日米安保条約を解消して「東アジア共同体」(鳩山首相の言うとおり)に向けて日米平和友好条約を望むなど。

東三河読者会
 二月の例会は本誌二月一二日号を中心に(1)「坂本龍馬 大絶賛はちとおかしいぜよ」(2)佐藤優の飛耳長目(3)映華館『カティンの森』〝突きつけられる人間の残忍さ〟の三つを中心に意見交換。(1)「NHKがなぜ、いま龍馬なのか」との声。また、「『竜馬がゆく』の危うい英雄史観」の中での佐高信の指摘「これは二階から見た歴史なのだ」は的を射た表現だ。(2)「石川知裕氏の獄中の支えが佐藤優の本」に説得力あり。(3)先の大戦でソ連軍のポ-ランド侵攻によりポ軍将校一万五〇〇〇人がカティンの森で虐殺され、それが長く闇に封印されてきた。「生きたくても生きることができなかった時代」に私たちはどう向き合うのか?などを論議。これを本誌二月五日号「日本人の知らない朝鮮戦争」と重ねて読むとなお重いが、「人間がいる限り争いはなくならない」の声もあった。問合せ(TEL 080・5102・6763四谷)

ピースボート読者会
 一月例会は六人。俳人としての佐高信氏のファンという男性が初参加。『小沢幹事長vs検察』に、日刊ゲンダイ愛読者が「小沢氏失脚で、民主と自民の保守派が合体し、より強権的な政権が誕生するかも」と恐れる。「普天間基地問題は日米安保見直しの好機だ」「一月二九日号、貴花田の記事は誌面取り過ぎ。アンテナ欄はもっと地道に取材している記事を取り上げるべき」。一一月一三日号の民主党大研究の議員リストは役立つと好評。他に、愛国心教化の授業(都教委指定の武蔵村山市立小中)見学者が「洗脳教育だった」、高遠菜穂子さんの講演会の報告あり。「政権交代後、イラク派兵に関し情報公開が進み、自衛隊の武器輸送等が明らかになった」など。

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790号の注目記事

■普天間飛行場、県内移設案が急浮上
 沖縄の怒りが爆発する
 伊田 浩之

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、
キャンプ・シュワブ(名護市など)陸上案が政府内で急浮上している。
名護市議会は三月八日、陸上案に反対する意見書を全会一致で可決した。
沖縄県議会も二月二四日、県内移設に反対する意見書を全会一致で可決しており、
基地被害に耐えてきた “沖縄の怒り” が爆発しようとしている。(関連二六~二七ページ)

◆下地幹郎 衆議院議員(国民新党・沖縄一区選出)に聞く
 「急激に海兵隊を撤退させられない」

■盛岡正博 長野県厚生農業協同組合連合会代表理事長
 再構築という賭けに挑む医療経営のドクター
 山岡 淳一郎

二世代、三世代先を見すえた、新しい医療環境づくりとは? 医師として、そしてJA長野厚生連理事長として、佐久総合病院をはじめとする傘下の医療機関の「再構築」に踏み出した盛岡正博の経営手腕に注目が集まっている。沖縄米軍政府が統治する「島」に生まれた呪縛を抱えながら、荒廃する医療と全力で格闘し続けてきた盛岡の創造力は、「まちづくり」という大きな構想に向かっている。

■格闘する思想
 高度資本主義下での「哲学への権利」をラディカルに問う
 本橋哲也 × 西山雄二

〈自分が依って立つ足場を崩すのではなく、批判的に検討せよ〉――
ジャック・デリダの「脱構築」理論を用いて、高度資本主義下で蝕まれた自らの足場である「大学」を一人の若手日本人研究者が問い始めた。それは『哲学への権利』という映画制作・上映会のかたちで、いま国内外に静かなうねりを起こしている。

■東京・大阪国税局が本部の“リベート隠し”に関心
 セブン=イレブン会計の闇にメスが入るのか
 渡辺 仁

税務調査など関係なかったセブン-イレブン加盟店に東京・大阪国税局の調査が入った。
この動きに担当税理士は「コンビニ会計への反面調査では?」と疑いの目をむける。
一方の税務調査官も「この不明朗な会計にもっと声をあげてほしい」ともらす。
長年、タブーになっていたセブン-イレブン会計にメスが入るのか。

■にこやかに闘う北のブロガー 栃内 新さん
 紙でもおおいにつぶやく

ブログ、Twitterなどで今や自己表現は誰でも簡単にできる時代。でも、多くの人が注目し信頼するブロガーは案外少ない。そんなブロガーの一人を北海道に訪ねた。

■きんようぶんか
 廣瀬純の生の最小回路(14)
 ホタルについて
 パゾリーニ/ディディ=ユベルマン/ゴダール

美術史研究と哲学とを横断するユニークな活動で知られるフランス人思想家ジョ
ルジュ・ディディ=ユベルマンは昨年一〇月、『Survivance des lucioles』すな
わち「ホタルたちの残存」あるいは「生き延びるホタルたち」と題された著作
(未邦訳)を発表した。ポケットに収まる大きさのこの新著で彼は、「大きな光」
(luce)に対する「小さな光」(lucciola)としての「ホタル」を語ったピエル
・パオロ・パゾリーニの有名な議論を取り上げつつ、とりわけここ一〇年ほどの
あいだに彼自身が練り上げてきた思想をこの上なくコンパクトに再提示してもい
る。

■ビルマ難民
 「棄民」となったロヒンギャーたち
 写真と文 宇田 有三

バングラデシュに逃れたビルマ難民「ロヒンギャー」は、イスラームというだけで自国からも隣国からも受け入れられない「棄民」となっている。現地にある公式・非公式キャンプでの越年取材をもとに報告する。

阪急トラベルサポート支部委員長・塩田卓嗣さん支援「金曜日ツアー」

阪急トラベルサポートと闘う塩田卓嗣さん支援
「金曜日ツアー」の参加のお誘い

 『週刊金曜日』の取材に応じたことで旅行添乗業務の無期限アサイン停止(事実上の解雇処分、2009年3月18日)を受けた全国一般東京東部労働組合阪急トラベルサポート支部委員長の塩田卓嗣さん(東京都労働委員会に不当労働行為救済申し立て中)を支援する「金曜日ツアー」を実施します。(有)勤労者レクリエーション協会とNPO法人日本ツアーナビゲーター協会の協力で実現しました。
 第1回は「佐高信と行く岩手の旅~原敬と小沢一郎の故郷を訪ねて」(4月21日~22日の1泊2日)で、塩田さんが添乗するほか、佐高信・本誌編集委員も同行。参加者との懇親会やミニ講演会(現地では一般公開)も行ないます。オプションとして問題の胆沢ダム見学もあります。また、参加者には当社刊の対象書籍の中から2冊をお選びいただけます。
 塩田さんの都労委勝利をめざし、昨年の桜の開花時期(盛岡市・4月20日)に合わせてのツアーです。お誘い合わせてのご参加をお待ちしております。

『週刊金曜日』ツアー担当

 阪急トラベルサポート支部委員長塩田卓嗣さん支援「金曜日ツアー」
佐高信と行く岩手の旅 ~原敬と小沢一郎の故郷を訪ねて~
『週刊金曜日』編集委員・佐高信が同行いたします!

催行日: 2010年4月21日(水) ~ 22日(木) 1泊2日
旅行代金: お一人様 28,000円
 ホテル1泊(風呂トイレ付和室定員5名利用)・朝夕2食付
* 鶯宿温泉集合・盛岡駅解散の料金です。現地までの往復の交通費はお客様ご負担となります。
* 東京発に限り、別途新幹線の手配を承ります(添乗員が同行いたします)。
* 洋室や一人部屋ご希望の場合は別料金がかかりますので、お問い合わせください。
* お子様料金の設定はありません。
* 2日目に、話題の胆沢ダム見学ツアー(別料金5,000円・弁当付)をご用意。
募集人数: 35名限定(定員に達ししだい締め切ります)
最少催行人数: 30名(定員に達しない場合は催行を取りやめることがあります)
日程:

 1日目 4月21日(水)(東京発)※東北新幹線にて盛岡へ(添乗員・塩田卓嗣が同行)
      午後5時 各自で現地(鶯宿温泉「ホテル森の風鶯宿」)へ集合
      ※JR盛岡駅西口より無料シャトルバス(予約不要)があります。
               13:00~17:00の毎時00分出発
      鶯宿温泉泊。夕、ホテルで懇親会

2日目 4月22日(木) ホテルで朝食。
       午前、貸切りバスで盛岡市内観光(大慈寺・南昌荘など)
       午前11時、原敬記念館見学と佐高信ミニ講演
       午後1時半頃、盛岡駅で解散(オプショナルツアー参加者以外)
                 [オプショナルツアー] 胆沢ダム見学(弁当付き)
       JR一ノ関駅または盛岡駅で解散(オプショナルツアー参加者)

参加者特典:
1、ツアー参加者に、㈱金曜日発行の既刊本(対象本)から2冊を贈呈
2、新規ご購読申込(期間半年以上)の方には、さらに『ポストカード日本国憲法』をプレゼント

問い合わせ・申込先:週刊金曜日 電話 03-3221-8521

申込書送付先(旅行催行):
(有)勤労者レクリエーション協会 ファクス 03-3984-0407
東京都知事登録旅行業2-5477号

申込締切日: 2010年4月2日(金)

 

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789号の注目記事

■米国は辺野古から、沖縄から手を引け
 今こそウソにまみれた日米安保五〇年の検証を
 ガバン・マコーマック

マスコミと米国のロビイストが結託して流す「米国が怒っている」
だの、「日米同盟の危機」といったデマに騙されてはいけない。
名護市民が「ノー」を突き付けた
辺野古の新基地建設要求は、国際的に見て正当性はない。

■70年代の光と影
 時代を疾走した青春のベ平連と訪れた「解放」の日
 吉岡忍

■生存のもやい直し
 サポートハウスじょむ
 女性たちが安心できる場所
 松元 千枝

雇用崩壊の中、いつ自分が解雇のターゲットにされるのか不安が募る。
職場内のいじめによって萎縮する。
実際にハラスメントの被害を受けて、自分を見失う。
そんな女性たちが、安心を求めて集まることができる場所がある。

■原子力空母修理は外交約束違反だ
 横須賀基地に見る米軍・外務省の「二枚舌」
 成澤 宗男

■李在禎・韓国元統一部長官にきく
 六カ国協議はどうなるか
 インタビュアー 青木 理

北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の核をめぐる六カ国協議の再開準備が、
また、年内の南北首脳会談の可能性が取りざたされている。
だが、北朝鮮をめぐる国際社会の気運は停滞をつづけてきた。
二〇〇七年の南北首脳会談に関わった元統一部長官が一月中旬来日したおり、話を聞いた。

■指導死
 ――その生徒指導に行き過ぎはなかったか
 奈良林 和子

生徒指導を受けた後、これをきっかけに自殺した子どもたちがいる。
このような「指導死」は、一九九六年以降に報道されただけでも一四人。
二〇〇四年に自殺した井田将紀君を中心に「指導死」の実態を追った。

■国民の97%がハッピーは本当か?
 「GNH(国民総幸福量)」で注目のブータン
 下平 真弓

経済のグローバル化にともないGDP(国内総生産)やGNI(国民総所得)への感度が
鋭くなる一方、GNH(Gross National Happiness=国民総幸福量)という
考え方への関心も高まっている。
“GNH発祥の地”ブータンでは、2005年の国勢調査で
「国民の97%が“ハッピー”と回答した」という。この結果は本当か? 
疑問を抱いた筆者は、現地で声を拾い集め、実態を探ってみた。