796号目次
2010年4月23日9:00AM|カテゴリー:目次一覧|admin
796号の注目記事
■もっと君を見せてくれませんか
秋葉原事件・加藤被告人との「対話」
松元 千枝
二〇〇八年六月に起きた秋葉原無差別殺傷事件の加藤智大被告人から謝罪の手紙を受けとって、
返事を送り続ける被害者がいる。手紙には何が書かれていたのか。
被告人に向き合い、事件の意味を問い続ける湯浅洋さんの姿を追う。
■マクトゥーブ
連載にあたって
パオロ・ペレグリン氏に聞く
聞き手・西山俊一
2001年9月11日、ニューヨーク、マンハッタンで起きた出来事は、イスラム世界に住むほとんど全ての人々の生活に衝撃を与える激しい反応を引き起こした。そして、この反応の余波はイスラム世界だけでなく、あらゆる場所の、全ての人々に影響を及ぼし、それは現在も続いている。写真家・パオロ・ペレグリンは「9・11」後のイスラム世界とそこに住む人々の生活を垣間みる旅へと導かれた。イスラム世界をグローバルな視点で探求するプロジェクト「マクトゥーブ」の連載にあたり話を聞いた。
■編集長×編集長
SPA! 渡部超さん × 週刊金曜日 北村肇
時代によって
「サブカル誌」と言われたり、
「サラリーマン雑誌」、ある時期は
「下流雑誌」とも(笑)。全体を見渡しながら、
鵺のように立ち位置を変えてきた。
それが『SPA!』という雑誌です。
■岩国米軍住宅建設に予算が付いた
鳩山内閣は住民を敵に回すのか
成澤 宗男
鳩山内閣は厚木からの米軍空母艦載機移駐に必要となる岩国基地の住宅建設のため、
本年度予算で支出を決定した。四年前の住民投票以来、移駐に反対している岩国市民に対する、露骨な挑戦だ。
■櫂未知子の金曜俳句
いい俳句をつくるコツとは
はじめまして、櫂未知子です。「俳句」といえば、芭蕉の〈古池や蛙飛びこむ水の音〉を思い浮かべるかたが多いのではないでしょうか。良さはわからなくてもなぜか覚えてしまう、それが俳句の面白さです。ちなみに、〈古池〉の句は、どんなに鄙びた町の中学生でも、すらすらと言えます。こんな詩は、世界中のどこにもありません。
■浮躁中国
山西省毒ワクチン事件の行方
麻生 晴一郎
メラミン混入毒ミルク事件を起こした中国で、今また、新たな問題が発生している。
山西省を中心に用いられたワクチンで、多くの子どもたちに健康被害が出ているという。
■破壊と希望のイラク 第15回
イラク人医師と米国の平和活動家が語る(下)
高遠菜穂子
最善策は「米軍の完全撤退」