806号目次
2010年7月9日9:00AM|カテゴリー:目次一覧|admin
806号の注目記事
■第二のKSDか
違法操業に頭抱えるドライクリーニング業界
民主党の玄葉政調会長も見て見ぬふりした!?口利き疑惑
横田 一
ドライクリーニング処理工場の多くが違法操業の危機に立たされている。そんな中、違法業者の救済に乗り出したのが
民主党の村井宗明衆院議員だ。しかし、利益至上主義の大手業者の悪質さが目立つのだった――。
■佐藤優の飛耳長目52
政権への懸念生じさせる
菅直人首相の思想的系譜
■ビタミンC入り飲料は
本当に体によいのか?
渡辺雄二
■携帯電話と脳腫瘍の因果関係
ひとつの研究結果にふたつの結論
植田武智
先日発表された、携帯電話と脳腫瘍の関係を探る研究。しかし視点をどこに置くかで、結論はまったく逆になってしまう。
■化学物質とのつきあい方2
「念のため」が身を守る。
予防原則で行こう
槌田博
有害性が科学的に立証されるのを待つのではなく、
危なそうなものは早いところ規制しよう――
それが予防原則の考え方。
これが進んでいれば、過去の被害は防げたかも。
■廣瀬純の生の最小回路(18)
フローは切断なしには流れない
ゴダール/レヴィナス/パチョーリ
ジャン=リュック・ゴダールは一〇年ほど前のインタビューで次のように述べて
いる――「物事はつねに正面から撮影されるべきであり、正面からまっすぐ見れ
ばこそリアルに把握できるといったことが、世間では信じられています。レヴィ
ナスのような哲学者ですら、顔をきちんと見ればその人を殺したくなることなど
あり得ないと考えています〔……〕。他者を理解するためには、カメラをその人
の背後におき、彼の顔を見ないようにする必要があるのです。そしてまた、その
人の話に耳を傾けている第三者を通じて、彼を理解するようにしなければならな
いのです」。
■TOKYO IS:
都市とのっぺらぼう