おしらせブログ 週刊金曜日から定期購読者の皆様へのおしらせを掲載しています。

811号目次


       811号目次PDF

811号の注目記事

■国策捜査
 政治資金規正法の有りように詳しい
 郷原信郎 元東京地検特捜部検事
 青木 理

小沢氏への捜査は
徹底的に検証
しないと禍根を残す

■高須基仁のアウトサイダーインタビュー
 女の矜持
 斎藤智恵子

テレビに登場する芸能人だけが芸能人ではない。日本の大衆芸能の裾野は広い。日本舞踊の踊り手から浅草文化を担う小屋を作り出し、「浅草の女帝」とも呼ばれる浅草ロック座会長、斎藤智恵子さん。その生き様とは。

■ICJに提訴 条約違反 日本への輸出!
 日本の鯨肉取引が国際的スキャンダルを起こす
 桐生 広人

グリーンピース・ジャパン職員が提訴された鯨肉裁判が六月八日に青森地裁で結審、
判決が九月六日に出る。検察は窃盗と建造物侵入罪で一年六月を求刑する一方で、
鯨肉を塩漬けにして持ち出した船員らの横領は無視する形になった。
日本の南極海調査捕鯨の頭数削減が焦点となったIWC総会も交渉は決裂した。

◆グリーンピース・ジャパン事務局長・星川淳さんに聞く

国連機関が人権侵害と断定
グリーンピース・ジャパン職員への
実刑求刑はあり得ない

■ポル・ポト派特別法廷
 ドゥイ被告に禁固35年の判決
 「異常な時代」は遠い過去のものか
 木村 文

残酷な拷問や処刑、相互監視と密告などの
非道な政策で知られるカンボジアのポル・ポト派。
その元幹部らが、自国民によって初めて裁かれる
特別法廷が昨年から始まり、
先月、最初の被告の判決があった。
この法廷の意義とは、そして数々の証言から
私たちが学ぶべきこととは何か。

■化学物質とのつきあい方7
 PRTR法の有効活用法
 槌田博

化学物質の排出量届出を義務づけたPRTR法。
これを使えば、企業からの排出量がわかるのです。
一度、調べてみてはいかがでしょう?

■新・買ってはいけない152
 人気の栄養強化型スナックバーを検証してみた
 渡辺雄二

■大雨後の海水浴場は
 病原菌がウヨウヨなのだ
 植田武智

海水浴シーズンも一段落。だけどこれから海に行く人は、気をつけてね、海辺の健康被害

読者会から(全文)2010年8月20日

松山読者会
8月25日(水)18時~、cafe et bar “Keep on”(松山市二番町1-7-11、ワシントンホテル西隣)。会費は実費。8月から会場を変更して続けることになりました(事情は本誌7月30日号の本欄で報告)。気軽にご参加ください。初めての人も歓迎です。問合せ(TEL:089・977・8834中野)

東京南部読者会
8月27日(金)18時半~20時半、大田区立消費者生活センター第2集会室(JR蒲田駅東口3分)。会費は会場代金を参加者で分担。当読者会は毎月第4金曜日に開催しています。問合せ(Mail:yori-i@net.email.ne.jp、TEL:090・6711・9251杉本)

練馬読者会
8月28日(土)18時半~、こみゅにてぃかふぇ和(なごみ)(西部池袋線大泉学園駅南口3分)。会費は飲食代(ひき続き懇親会を予定)。近隣・沿線の方、気軽に参加してください。
*7月例会は会のメンバーが開いた「こみゅにてぃかふぇ」にて開催。13人参加。話題の中心のひとつが本誌の店売り値上げ関連。部数低迷と値上げの悪循環が心配、コスト削減の内部努力もさることながら経営情報開示がなく危機感を共有しづらい。誌面について長期連載コーナーのマンネリ化や記事によってはつっこみ不足(「天安艦」事件に正面から切り込む記事が欲しかった)などの指摘。読者会は本誌のスタイルや意義を認める“金曜日サポーター”としてできることがあるはず、読者会の連携も必要、などの意見も…。会場等の問合せ(「練金術勝手連」で検索、またはTEL:03・3925・6039近藤)

あいち読者の会
8月28日(土)13時半~、名古屋市女性会館1階ロビー(地下鉄東別院駅)。①今月27日にスタートする名古屋市会リコールの本質と議会解散の可能性②数年後に休刊が予想される『週刊金曜日』への提言と運動など。参加自由、どなたでも大歓迎。問合せ(TEL&FAX:052・613・4028中島)

杉並・世田谷読者会
8月29日(日)13時半~17時、高井戸地域区民センター第3集会室(京王井の頭線高井戸駅3分)。
*7月の読者会は5人の参加。参議院選挙結果について意見がだされました。共産党や社民の余りの低落、それに比べみんなの党の伸張ぶりについて議論がなされました。あわせて、杉並区長選、元都議の田中良氏が当選し、つくる会の教科書は使わない方向で行くのではという観測がなされました。中世日本の言語で不明なものについては日ポ辞書が参考にするという話や、変体がなについての知識が披露されました。また、60年安保について、当時朝日ジャーナルに知識人たちがつくった安保問題研究会が、安保改定・8つの疑問「日本は軍縮で世界をリードすべきではないか」等を藤山外相に質問を提示。藤山外相は、それについて懇切丁寧に答えている資料がだされ、今日に続く課題と活発な議論がなされました。問合せ(TEL:070・5596・0037藪田)

東三河読者会
8月29日(日)13時~、豊橋市民文化会館第6会議室)。参加費200円位。
*7月は6人。(1)今の政治の混迷は、消費税の問題にしろ、沖縄の普天間基地移設問題にしろ、首相がいきなり言いだすところに問題があるのではないだろうか? 国民に対し、もっと丁寧な説明があってしかるべき。(2)社民党の政権離脱。福島大臣は基地問題でのサインを拒否したので罷免された。が、それよりもっと前に頑張らねばならない時期があったのではないか。 (3)6月25日号「金曜日から」公務員削減について。先進国の中では少ない方なのに叩かれるのはなぜ? 官僚はそんなに強いものではない。人事でいかようにも動かせる。との意見。④7月9日号佐藤優の「飛耳長目」。「菅直人首相の思想的系譜」について討論。問合せ(TEL:080・5102・6763四谷)

ぎふ・東濃読者会
*7月の例会は酷暑の多治見で行なわれました。美濃読者会代表の田口さんとの対談。8月の例会はお休みします。問合せ(TEL&FAX:0572・24・5471高木)