おしらせブログ 週刊金曜日から定期購読者の皆様へのおしらせを掲載しています。

週刊金曜日 書評・本箱の本(2010年9月3日)

『週刊金曜日』の書評・本箱欄に掲載された本です。
画像・リンクをクリックするとAmazonの詳細ページへジャンプします。

■書評

乙女の密告 「終戦日記」を読む (朝日文庫) 魯迅と毛沢東 中国革命とモダニティ
乙女の密告

by 赤染晶子=著

¥1260

苛酷な事実に向き合う覚悟があれば陣野 俊史/評
「終戦日記」を読む

by 野坂昭如=著

¥651

切羽詰まった哀歓が潜む八柏 龍紀/評
魯迅と毛沢東 中国革命とモダニティ

by 丸川哲史=著

¥2940

いまだからこそ読み返す思想性野中 大樹/評
  

◆本箱 宮本 有紀(編集部)/選
  
傷を愛せるか 浜 矩子の「新しい経済学」  グローバル市民主義の薦め  角川SSC新書 (角川SSC新書) 社会の未来―シュタイナー1919年の講演録
傷を愛せるか

by 宮地尚子=著

¥2100
浜矩子の「新しい経済学」 グローバル市民主義の薦め

by 浜矩子=著

¥819
社会の未来 シュタイナー1919年の講演録

by ルドルフ・シュタイナー=著 高橋 巖=訳

¥2520
野宿に生きる、人と動物 百年の家 (講談社の翻訳絵本) 星の王子さま ポップアップ絵本・完全翻訳版
野宿に生きる、人と動物

by なかのまきこ=著

¥1680
百年の家

by ¥ロベルト・インノチェンティ=絵 J.パトリック・ルイス=作 長田 弘=翻訳

1995
星の王子さま ポップアップ絵本・完全翻訳版

by アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ=著 池澤夏樹=翻訳

¥4998
名画を見る眼 (岩波新書) 人類最古の哲学 カイエ・ソバージュ(1) (講談社選書メチエ) 辛淑玉的現代にっぽん考―たんこぶ事始
名画を見る眼

by 高階秀爾=著

¥735
人類最古の哲学 カイエ・ソバージュ(1)

by 中沢新一=著

¥1575
辛淑玉的現代にっぽん考 たんこぶ事始

by 辛淑玉=著

¥1050
ピース ウーマン 八月九日のサンタクロース (ジュニア平和館)
季刊ピープルズ・プラン51

by 0

¥1365
ピース・ウーマン ノーベル平和賞を受賞した12人の女性たち

by アンゲリーカ・U・ロイッター=著 アンネ・リュッファー=著 松野泰子=翻訳 上浦倫人=翻訳

¥2520
八月九日のサンタクロース 長崎原爆と被爆者

by 西岡由香=著

¥1365
想い雲―みをつくし料理帖 (時代小説文庫) 吉原花魁日記 光明に芽ぐむ日 (朝日文庫) ポルノグラフィと性暴力―新たな法規制を求めて (福島大学叢書新シリーズ)
想い雲 みをつくし料理帖

by 高田郁=著

¥600
吉原花魁日記 光明に芽ぐむ日

by 森光子=著

¥672
ポルノグラフィと性暴力 新たな法規制を求めて

by 中里見博=著

¥3000
「セックスワーカー」とは誰か―移住・性労働・人身取引の構造と経験
「セックス・ワーカー」とは誰か 移住・性労働・人身取引の構造と経験

by 青山薫=著

¥3990

813号目次


       813号目次PDF

813号の注目記事

■境界線上を走れ2
 小林美佳
 文 藤井誠二
 写真 佐藤類

性犯罪被害にあった あの夏の日―
記憶にざくざくと
心を刻まれて

泣いている私の服装を見て彼は、「何かされたのか?!」と
驚いた顔で言いました。「……されたのか?」と聞かれて
私は頷くことしかできませんでした。

■化学物質とのつきあい方9
プロに学ぶ
食品衛生管理の知恵
槌田博

夏休みが終わり、またお弁当づくりが始まりましたか?
残暑厳しき折、食中毒対策にも気が抜けません。
食品工場ではどのような対策を講じているのでしょうか。
プロのお知恵を拝借ですよ~。

■命をつなぐ
エイズ治療の最前線
写真 ラリー・タウェル Larry Towell

■残留農薬「基準値以下なら安全」とは言い切れない
注目したい、急性毒性への規制値
植田武智

慢性毒性が中心だった化学物質の摂取量に、最近は急性毒性に注目したものが出始めている。

■オーガニックで行こう
国産材住宅に住まう2
市川はるみ

前回(八月六日号)ご紹介したOさん宅は、国産材、それも地元産材にこだわった家。
森林組合、建築士、工務店、製材所など、さまざまな人のネットワークで実現したのです。

■コンゴ民主共和国
資源紛争の最前線に
送り込まれる子どもたち
山田しん

先進国の豊かな生活に必要不可欠な地下資源確保のために、コンゴ民主共和国では今も子どもたちが略奪戦争の駒として、拉致され戦地へ送られている。鉱物資源は複数の武装グループの資金源になっていると言われ、紛争長期化の裏には周辺諸国や大国、欧米系多国籍企業などの利害も絡んでいる。