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「風速計」「金曜アンテナ(ニュース)」の公開について

「風速計」「金曜アンテナ(ニュース)」について、『週刊金曜日』本誌発売と同時に行なっていたホームページ上での公開を、7月1日号から中止することになりました。これらのコラム記事につきましては、公開時期が遅れますが、随時、「週刊金曜日ニュース」欄(http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/)でご紹介していきます。

また、「特集記事」紹介、「市民運動案内板」「読者会から」「こんなこと、やってます」「金曜日から」「目次・注目記事」につきましては、これまで通り発売と同時に公開します。

今後とも『週刊金曜日』公式ページをご愛読いただき、『週刊金曜日』本誌のご購読をご検討いただけたら幸いです。

2011年6月30日
株式会社金曜日

852号目次


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852号の注目記事

■“東電丸抱え”と報じられた訪中団
 「中国ツアー」に見るマスコミ人と金
 鈴木 邦男

東日本大震災当日、東京電力の勝俣恒久会長と皷紀男副社長が参加していた中国ツアー。
多くのマスコミ人が参加し、一部メディアでは「東電の“接待”旅行」と報じられた。
参加者の元木昌彦氏や花田紀凱氏と交流のある筆者がツアーの実態に迫った。

■佐藤優の歴史人物対談24
 フロカートカと語る
 客観的に見てより困難な選択をする

収束しない原発震災や、政治の混乱による復興の遅れなど困難な状況が続いている。
ファシズムの危険性が高まっていることは本連載の読者には明らかだろう。
このような時代状況のなか、私たちはどのような態度を取るべきか。
弱い者たち、虐げられた者たちのために思索し行動した人物を中心にした
連載の最終回は、東欧の神学者、フロマートカの生き方を紹介する。

■残夢 第15回
 韓国処分 
 鎌田 慧

■浮躁中国
 争点見えぬ「双英対決」。
 台湾総統選の行方は?
 本田 善彦

来年早々に控えた台湾総統選挙。国民党VS民進党の図式はそのままだが、
どちらもこれまでのイメージをどう払拭するかがポイントとなりそうだ。

■アルコール依存症更生施設
 「ひかりあれ」に潜入
 林克明

アルコール依存症などのリハビリの名のもと、月三〇〇〇円で
施設に隔離する。野宿者を、生活保護費を食い物にする
新手の貧困ビジネスではと、施設に潜入した。

■近ごろ、「梅干が酸っぱくない」と
 お嘆きのアナタへ
 沢木みずほ

最近の梅干、全然酸っぱくないのはどうして? だってそれは、梅干もどきだから。

■ちょっとクールな心の科学12
 信じるということ
 坂上雅道

4月からお送りしてきたこの連載も、今回が最終回。
脳科学の入り口の入り口を紹介してまいりましたが、
脳って不思議、だからおもしろいんだなあ。

851号目次


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851号の注目記事

■沖縄をかき回す下地幹郎衆院議員
 普天間移設先「安波案」は絵に画いた餅だ
 平良 暁志

解決の目処がたたない米軍普天間飛行場の移設問題。
ここにきて、沖縄本島最北部に位置する国頭村の安波区が受け入れの可能性を示しはじめた。
人口わずか五〇〇〇人ほどの小さな村で何が起こっているのか。

■70年代の光と影
 ファシズムに対抗する「共創協定」を仲介した
 国民作家・松本清張
 辻井喬

■獄中23年 二代目東組副組長・川口和秀さんが無実の訴え
 警察OBが語った杜撰な捜査一部始終
 亀井 洋志

二代目東組副組長・川口和秀さんは、「キャッツアイ事件」で殺人教唆の罪に問われ、
刑に服した。「ヤクザであること自体が罪」なのか。一貫して無実を訴え続ける
川口さんは、最高裁へ再審請求中だ。捜査を担当した警察OBの証言を
元に、警察・検察の杜撰さ、そしてヤクザへの偏見が生んだ差別を暴く。

■原発問題は置き去りで消費税増税へ
 菅降ろしで復活する新自由主義路線
 横田 一

民主党内の分裂危機を招いた内閣不信任決議案提出を受け、退陣を表明した菅直人首相。早くも大連立構想が立ち上がる中、経済産業省・原発推進派と財務省・消費税増税派の動きが活発化している。

■新買ってはいけない
 添加物だけで作られた「清涼菓子」ってなんぞや?
 渡辺雄二

口の中が爽快になるということで人気のある「フリスク」(クラシエフーズ)や「ミンティア」(アサヒフードアンドヘルスケア)、「アイスブレーカーズ」(ロッテ)。仕事や勉強の合間に食べている人も多いと思います。しかし、その中身を知っていますか? 詳しく知ったら、おそらく口に入れるのをためらわざるとえないでしょう。

■WHOが認めたケータイ電磁波の発がん可能性
 各種報道のミスリードを指摘しておこう
 植田武智

ケータイ電磁波の発がん性について、ついに因果関係を認める見解が発表されました。

■八ッ場ダム上流の品木ダムは違法ダム
 中和システム前提とする八ッ場ダムは建設できない
 熊本 一規

850号目次


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850号の注目記事

■佐藤優の飛耳長目62
 与野党の不毛な権力闘争が
 独裁の危機を招く

■否定された最高裁の「八百長」判決
 三たび無罪!山口組元最高幹部は無実だ
 亀井 洋志

組員に指示して拳銃を所持させたとして銃刀法違反(共同所持)の罪に問われていた
山口組元最高幹部の瀧澤孝さんに三度目の無罪判決が言い渡された。
ヤクザだったら何をしてもいい、とばかりにデタラメを繰り返す検察。
そして“法の番人” と呼ばれる最高裁判所の無法ぶりを二回にわたり暴く。

■おしどり通信vol.2
 おしどり マコ&ケン

■未成熟な最高裁判決の論理と根拠
 「君が代」起立・斉唱の強制は合憲?!
 高嶋 伸欣

五月三〇日と六月六日、最高裁は「君が代」斉唱で
教員に起立を命じる職務命令は合憲だとする判決を出した。
一方、大阪府では橋下知事率いる「大阪維新の会」が
不起立数回で懲戒免職にできる条例を準備している。
起立や斉唱は法律などで強制されてするものなのか。

■残夢 第14回
 逮捕まで
 鎌田 慧

■10年も前から気づいていたのに防げなかった
 O–111生肉食中毒事件
 垣田達哉

まだまだ被害継続中。誰もが危険性に気づいていながら、どうして防げない?

■廣瀬純の生の最小回路27
 増殖するタハリール広場
 アラブの春からスペインの春へ

「15M」(キンセ・エメ)――私がこの原稿を執筆している五月二一日現在、五
月一五日(el 15 de mayo)に始まったことからそう名付けられた大規模な民衆
蜂起がマドリードを中心にスペイン各都市で続いており、五月二二日に予定され
た地方選挙に向け選挙戦の最中にある同国全土を揺るがしている。アラブの春に
触発されたことがあからさまであるが故に「スペインの春」と呼ばれもするこの
運動は、逆にまた、アラブの春が何なのかをよりはっきりと照らし出してもいる。

849号目次


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849号の注目記事

■田中優子 責任編集 受け継がれる沖縄
 「いつか来た道」を繰り返さないために
 足下からの再出発
 鼎談 新川明 × 田中優子 ×川満信一

日本が「平和憲法」の下で経済復興の道をひた走っている時、沖縄はつねに「戦時中」だった。
その“戦禍”の中で思想を紡ぎ続けたのが新川明さんと川満信一さん。
日本が生まれ変わることを「期待してはいない」と言う二人の言葉から、私たちは何を読み取ることができるか。

■残夢 坂本清馬の一生 第13回
 恋と革命
 鎌田慧

■被災地に女性の視点を
 東日本大震災、被災者への性暴力を止めるには
 西村仁美

震災報道では、被災地の美談が連日のようにメディアを賑わせる一方、その陰で性暴力被害に泣かされている人たちがいることは報じられない。被災地で何が起こるのか。どうすればいいのか。

■田中優子 責任編集
 「地」の道理をないがしろにしてきた沖縄
 風水に根ざして生きること
 内原英聡

「大切なものは足下にある」
今回の企画に協力してくれた新川明さんはそう話す。
特集の最後は、田中優子本誌編集委員の弟子であり、沖縄をどう受け継いでゆけるのか模索する内原英聡さんが、自らの足下を掘り返す。

■声を出せる状況を作るために
 求められる「女性支援」という被災者対応
 竹信三恵子

東日本大震災で、女性被災者への支援が立ち遅れている。
大災害の中、女の抱える問題などささいなこと、と解決を後回しにされ、疲れ果てていく女性たちの姿がそこにある。

■ちょっとクールな心の科学9
 暴走する脳と止める脳
 坂上雅道

どうしても「○○したい」衝動が抑えられない-。
よくありますよね(えっ、そーでもないですか?)。
そんなとき、脳の中はどうなっているのかな?

■しょうゆにもにせものがあるんです。
 本物を見分けるにはどうしたらいい?
 沢木みずほ

お使いのしょうゆは「しょうゆ」? それとも「しょうゆ風調味料」? ふたつの違い、ぜひ知っておいて。