865号目次
2011年9月30日9:00AM|カテゴリー:目次一覧|admin
865号の注目記事
■原発いらない
6万人が参加した9.19集会
九月一九日に東京・明治公園で開かれた「さようなら原発集会・パレード」をできるだけ小さく地味にみせようとする新聞・テレビが目立つ。それならば本誌は集会・パレードを再び詳報し、集まった人々の熱気と興奮を伝えよう。
■警察は市民の生命も財産も守らない
紳助を引退に追い込んだ「暴力団排除条例」
成田 俊一
島田紳助が芸能界からの引退会見をしたことは、まだ記憶に新しい。
しかし、なぜ引退なのかまではよくわからない人が多いのではないか。
実は一般市民にも関係がある条例が絡み、暴力団対策に市民が巻き込まれている。
■「死んでも、書類はどうとでも書ける」
治療から遠ざけられる受刑者
藤田 和恵
受刑者から寄せられる相談は医療に関するものが飛び抜けて多い。
塀の外ではあり得ない、受診制限や診断遅れもあるという。
取材で浮かび上がった刑務所医療の過酷な実態とは――。
■人生で一番苦しかったこと
日本軍「慰安婦」被害者・李容洙さんの願い
長沼 節夫
■税と社会保障の 一体改革は「困ってるひと」のためになるの? 下
対論 大野更紗(作家)×宮本太郎(北海道大学大学院教授)
野田佳彦首相が、所信表明演説でも改めて推進を明言した「社会保障・税一体改革」。その成案への過程にかかわった宮本太郎北海道大学大学院教授と、現場から発信する {困ってるひと} 大野更紗さんとの白熱対談後半。議論がいよいよ山場を迎えるなか、「希望」は見えたか?
大野
建設的で健全な議論というのは、
自分が知っていることと相手が知っていることを
共有することではないでしょうか。
宮本
元気になるために必要なニーズを
みんなが表出して、それを受け止めて
地域のサービスを設計していくということです。
■地球のための化学物質講座13
放射性物質と化学物質一括規制がベター
中地重晴
化学物質による環境汚染のみならず、
放射能という事態まで加わってしまった今の日本で、
中地先生の提言は1日も早く実現してほしいものです。
■くらしのニュース
低価格の放射線測定器
食品・水の検査には向かず、過信禁物
坂井 敦
ウィキリークスで暴露
米国の露骨なGM戦略
天笠啓祐
総務省電子窓口サービス
「イーガブ」への疑問
辻万千子
食品表示統一化に向け
消費者庁が動き出す
山浦康明
急増する
医療機関債のトラブル
坂井敦