874号目次
2011年12月2日9:00AM|カテゴリー:目次一覧|admin
〈874号注目記事〉
●マネー資本主義の処方箋として
急浮上した国際金融取引税
古沢 広祐
金融の暴走による世界的危機のなかで急浮上した処方箋の一つが国際金融取引税(トービン税)だ。
欧州連合が実現に向け動き出したことをうけ、先月のG20での協議が注目されたが、導入に向けてのアクセルは踏まれなかった。
●ドキュメント「声を聴かせて」vol.3
穿たれた楔を今、
写真・文 にのみやさおり
●肺炎をあなどるなかれ。日本でも患者急増中! 大流行の兆しあり
今年の冬はマイコプラズマ肺炎に厳重注意!
志村 岳
これまでの肺炎とはタイプが違い、とても厄介なのがマイコプラズマ肺炎。一般的な肺炎とどう違うのでしょうか。
●「企業の社会的責任」を考える9
女性のワークライフバランスが日本社会のカギを握る
河口真理子
家庭と仕事の両立=ワークライフバランスとは、
主に女性の働き方を考えるときに使われる言葉。
どうしてこれを推し進めなければならないのでしょうか。
●新連載 満腹の情景
第1回 棚田が持つ輪環
写真・文 木村 聡
ヒトが食う稲、ウシが食む稲
●「百年に一人」ではなく「唯一無二」の落語家
談志の前に談志なく、談志の後に談志なし
広瀬 和生
●数字が見抜く理不尽ニッポン
第三回 社会を歪める巨額の余剰資産
武田 知弘
筆者は前回、一九八八年時点の税制に戻せば、復興費などは簡単に賄えると述べた。
そんなことは可能なのか? という声もあろう。しかし、貯められている巨額の資産が日本社会を歪めているのだ。