875号目次
2011年12月9日9:00AM|カテゴリー:目次一覧|admin
〈111209-注目記事〉
●内田樹・神戸女学院大学名誉教授に聞く
橋下徹氏を勝たせた「弱者」の心理
大阪府知事・市長選挙の結果を考える
大阪の二つの選挙は、新たな政治反動の幕開けを思わせる。
「維新」を唱える二人の候補者を勝たせた有権者たちは、
何を考え、何に期待したのだろうか。
●佐藤優の飛耳長目68
一川保夫防衛相を楯にする防衛官僚の真の思惑
●初の単独インタビュー
性暴力被害者の元自衛官
自衛隊を語る
男性上司から性暴力を受け、現職の身分で国と自衛隊を訴えて事実上解雇された
元自衛官の女性がこのほど、初の単独インタビューに応じた。全面勝訴した判決から一年、
やっと自分や自衛隊のことを落ち着いて話せるようになったという。
●軍事主義・女性に対する暴力と闘う「女性自衛官の人権裁判を通して考える・軍隊と人権」
●ルポ 狙われた国境の島 ②
レイマン・コントロール
野中 大樹
●数字が見抜く 理不尽ニッポン
第四回 消費税増税でさらに不公平に!
武田 知弘
民主党や財界は、なぜ消費税を増税しようとするのか。
それは明快だ。大企業や金持ちにとってトクだから。
これほどの貧富格差のある国でさらに庶民を苦しめる
のが消費税だ。消費税増税論に騙されてはいけない。
●暴力団排除条例全国施行の深層
山口組が招いた自業自得の窮地
杉原 章一
全国で施行された暴力団排除条例(暴排条例)。
その主眼が山口組の壊滅にあることは明らかだ。
一方、我々庶民の側からすれば「ヤクザは皆同じ」に見えるが、
関東のヤクザから見れば関西の山口組は異質な存在だという。
元住吉会幹部の鴻池宗一氏から見た山口組の異形さとは、
そしてヤクザの行く末とは。
●民主党政権は公約反古
埋め立て再開した沖縄・泡瀬干潟
写真・豊里 友行 文・永尾 俊彦