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893号目次


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〈893号注目記事〉
●福島の空を見上げて(4)
 福島県民の思いがつながった日
 佐藤幸子

「福島の子どもを守ろう!」と、福島県民が立ち上がったのは
1年前のことでした。
その思いは今も、未来も、永久に続くのです。

●戦後文学と反原発
 原発を止めて、全国民的規模の討論を
野崎 六助

戦後文学は原子力発電にどう向き合ってきたのか。
国策としての電力事業の闇を見据えた野間宏の小説
『青年の環』を新たに読み解くとともに、
「原発をめぐる全国民的規模での討論」を求めた
野間の先駆性と洞察に光を当てる。

●シリーズ国策捜査(28)
「静和病院不正受給事件」吉田晃被告の実弟 吉田保さん
 看護師数の水増しによる「不正受給」は事実か
 青木 理

●飲水思源 第17回
 ずっと敗者復活戦
 佐高信

『アサヒ芸能』を急伸させ、徳間書店を代表する雑誌とした徳間康快。一方で、日中国交回復前、竹内好が作った『中国』の発行を引き受けた。同誌が国交回復のための地ならしをした役割は決して小さくなかった。

●初めて老いった?! 第3回
 ナプキンとの長いつきあい②
 石坂啓

●ソリダリティ
 民主党のせいで忙しい
 東海林 智

●集中連載(2)
 18歳の決断 福島県立小高工業高校の1年を追う
 「一生のお願いだから県外に出て就職してほしい」
 母親から言われて最後の決断をした。
中井浩一

東電やその地元関連企業は昨年4月の時点で、翌春の採用中止を発表した。危機感を抱いた小高工業高校の校長らが思いついたのが東京合宿だった。効果は絶大だった。だが──。

2012年4月27日(893)号広告


      週刊金曜日2012年4月27日号広告PDF 筑紫哲也 読者が育てる

『週刊金曜日』主催の「歴史講座」を開講します

 書店には、いわゆる右派論壇の著者による歴史本があふれかえっています。中には史実を歪めた〝とんでも本〟もあります。また、小説やテレビドラマでは、特定の人物が英雄視され、それがあたかも史実のように受け止められてしまう傾向もあります。
 一方、歴史教科書にもさまざまな問題があります。「つくる会」系の教科書は論外としても、全体として、入試用の用語解説が中心になり、社会哲学としての歴史が軽んじられている面があります。
 そこで、本当の歴史を知りたいと考えられている方のために「歴史講座」を開くことにしました。パートⅠは明治維新から日清・日露戦争までを辿ります。講師の八柏龍紀さんは、長い間、学生だけではなく一般人の方も対象に講義をされています。歴史上のエピソードも含め、わかりやすく刺激的なお話しが魅力です。

「日本近現代史を哲学する! 」パートⅠ 全5講座
-明治維新から近代資本主義の形成-

 明治維新から文明開化、自由民権運動と大日本帝国憲法、そして日清・日露の大戦から日本における近代資本主義の光と影までを哲学する。

講師 八柏龍紀(哲学者)

▼講座日程とテーマ
第1講 2012年6月7日(木)
「文明」論-Globalizationとは何か?
なぜ〝明治維新〟はおこったか?
第2講 6月14日(木)
「国家」論-国民国家とは何か?
〝逆臣〟西郷隆盛と民権運動、大日本帝国憲法ができるまで
第3講 6月21日(木)
「帝国主義」論-Colonialismの視座から~
〝利益線〟としての朝鮮半島と日清戦争
第4講 6月28日(木)
「非戦」論-その限界とは?
なぜ日本はロシアと戦ったのか?
第5講 7月5日(木)
「資本主義」論-資本主義は何をもたらしたのか?
     「女工哀史」と足尾鉱毒事件

時間:19時~21時
会場:たんぽぽ舎・スペースたんぽぽ(東京都千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル4F。JR水道橋駅より徒歩5分)
受講料(資料代込み):全5講座8000円(1回毎は2000円)
定員:30名(先着順)
お申し込みは『週刊金曜日業務部』に電話かファクスでお願いします。受講料は当日、申し受けます。TEL 03-3221-8521 FAX 03-3221-8522

<講師紹介>
哲学者。秋田県出身。慶應義塾大学法学部・文学部卒。秋田で県立高校の教員として8年を過ごした後、上京。歴史教師として予備校などで講義する一方、社会哲学や現代史に軸足を置いた執筆を展開。2000年からは、東京大学駒場キャンパスで自主講座を開講し、同年より学生のみならず社会人も対象とした社会哲学ゼミ(宏究学舎)、NPO新人会主催の自主ゼミなどを開講。2010年前期東京大学自由ゼミ非常勤。
同年から「週刊金曜日」書評委員。現在、京都商工会議所主催【京都学】講師。 
主著に『セピアの時代』(大和書房)、『戦後史を歩く』(情況出版)、『日本の歴史ニュースが面白いほどわかる本』(中経出版)、『「感動」禁止!』(ベスト新書)、『「戦後」状況論』共著(雲母書房)など。

「第一回 本の街 神保町の出版社フェア」に参加しています

2012年4月20日(892)号の奥付でご紹介しましたが、三省堂書店神保町本店さんの1Fで開催されている「第一回 本の街 神保町の出版社フェア」に参加しています。5月初旬まで開催の予定です。

お近くにお越しの節はぜひお立ち寄り下さい。

業務部渾身のコメント(ちょっと字が小さいのですが)も読んでいただければうれしいです。

2012年4月20日(892)号広告


       週刊金曜日2012年4月20日号広告PDF 田中優子 生命、身体から考える

「佐高信書店」が全国で増殖中

 3月25日にジュンク堂書店池袋本店で開店した「佐高信書店」(9月/末日まで)。
http://www.junkudo.co.jp/16sakka.html

 金曜日の書籍も陳列する「佐高信書店」が全国に増殖しています。お近くの書店にぜひ足をお運びいただければ幸いです。(開催期間はお店の事情によって異なり、流動的な部分もあります。正確な開催期間は各店舗にお問合せください)

丸善博多店(4月上旬~5月/末日まで)
http://www.junkudo.co.jp/tenpo/shop-maruzen_hakata.html

ジュンク堂書店福岡店(4月上旬~5月末日まで)
http://www.junkudo.co.jp/tenpo/shop-fukuoka.html

ジュンク堂書店藤沢店(4月中旬~6月末日までを予定)
http://www.junkudo.co.jp/tenpo/shop-fujisawa.html

また、今後下記の書店でも予定されています。
ジュンク堂書店ロフト名古屋店
ジュンク堂書店新潟店、
ジュンク堂書店大阪本店

2012年4月13日(891)号広告


       週刊金曜日2012年4月13日号広告PDF 佐高信 タブーなき雑誌

2012年4月6日(890)号広告


      週刊金曜日2012年4月6日号広告PDF
      本多勝一 「権力」におもねらず事実だけを伝える