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週刊金曜日 書評・本箱の本(2012年10月26日)

『週刊金曜日』の書評・本箱欄に掲載された本です。
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■書評

未解決の戦後補償―問われる日本の過去と未来 あらかい健康キャンプ村―日本初、化学物質・電磁波過敏症避難施設の誕生 99%対1% アメリカ格差ウォーズ
未解決の戦後補償 問われる日本の過去と未来

by 田中宏、中山武敏、有光健ほか=著

¥1890

アジアといかに信頼を築くか 未来を展望する真摯な願いの一冊 中村 富美子/評
あらかい健康キャンプ村 日本初、化学物質・電磁波過敏症避難施設の誕生

by 古庄弘枝=著

¥1470

過敏症患者の苦闘に寄り添う 岡村 健/評
99%対1% アメリカ格差ウォーズ

by 町山智浩=著

¥1260

米大統領選を前に詠むのに最適 鈴木 沓子/評
  

◆本箱 片岡伸行(編集部)/選
  
脱原発とデモ: そして、民主主義 棺一基 大道寺将司全句集 がれき処理・除染はこれでよいのか
脱原発とデモ そして、民主主義

by 柄谷行人、山本太郎、松本哉、小熊英二、平井玄ほか=著

¥1260
棺一基 大道寺将司全句集

by 大道寺将司=著

¥2100
がれき処理・除染はこれでよいのか

by 熊本一規、辻芳徳=著

¥1995
死体は見世物か: 「人体の不思議展」をめぐって 本当にワルイのは警察~国家権力の知られざる裏の顔 (宝島社新書) ウィトゲンシュタインの誤診 -『青色本』を掘り崩す-
死体は見世物か 「人体の不思議展」をめぐって

by 末永恵子=著

¥1890
本当にワルイのは警察 国家権力の知られざる裏の顔

by 寺澤有=著

¥700
ウィトゲンシュタインの誤診 「青色本」を掘り崩す

by 永井均=著

¥1890
人類はなぜ短期間で進化できたのか (平凡社新書) ブレヒト討論―芸術運動のすすめ
人類はなぜ短期間で進化できたのか ラマルク説で読み解く

by 杉晴夫=著

¥840円
ブレヒト討論 芸術運動のすすめ

by 石黒英男=著

¥2625




週刊金曜日 書評・本箱の本(2012年10月19日)

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■書評

石炭の文学史―「海外進出文学」論〈第2部〉 (海外進出文学論 第 2部) LOVE&SYSTEMS 税が悪魔になるとき
石炭の文学史 「海外進出文学」論 第Ⅱ部

by 池田浩士=著

¥6300

「石炭」自身が荒々しく語る文学史 平井 玄/評
LOVE&SYSTEMS

by 中島たい子=著

¥1470

少子化担当相にも一読を願う 伊藤 氏貴/評
税が悪魔になるとき

by 斎藤貴男、湖東京至=著

¥1260

消費税は悪魔か天使か 片岡 伸行/評
  

◆本箱 赤岩友香(編集部)/選
  
石井光太責任編集 ノンフィクション新世紀 ---世界を変える、現実を書く。 これでわかる!「秘密保全法」ほんとうのヒミツ 医療が日本の主力商品となる (ディスカヴァー携書)
石井光太責任編集 ノンフィクション新世紀 世界を変える、現実を書く。

by 石井光太=編

¥1680
これでわかる! 「秘密保全法」ほんとうのヒミツ

by 中谷雄二、近藤ゆり子=著

¥630
医療が日本の主力商品となる

by 真野俊樹=著

¥1050
っポイ! 30 (花とゆめCOMICS) 南十字星の誓い アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極
っポイ!(全30巻)

by やまざき貴子=著

¥420
南十字星の誓い

by 森村誠一=著

¥1995
アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極

by 角幡唯介=著

¥1890
結社が日本を強くする ――AKB48も慶應義塾もみんな結社だ! きらきらひかる (新潮文庫)
結社が日本を強くする AKB48も慶應義塾もみんな結社だ!

by 島田裕巳=著

¥1000円
きらきらひかる

by 江國香織=著

¥452




917号目次

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〈注目記事〉
●2米兵女性暴行事件、オスプレイ配備を受け流す根源的な沖縄差別
 日本人はいつ「人間」になるのか?
 山口泉

●対談 「おもろい社会をカタチにする」ために
 面倒くさくて疲れる民主主義をどう引き受けるか
 湯浅誠+中島岳志

「決められない政治」への苛立ちから「民主主義」そのものが根本的な危機を迎えているのではないか。
今年三月に内閣府参与を辞めた湯浅誠さんは、七月から大阪でも社会活動を開始した。
なぜ大阪なの? 「おまかせ民主主義」を脱却する方途はあるの? 中島岳志本誌編集委員とともに考える。

政府に調整の次元をお任せするのではなくて、
自分たちでもやっていきましょう、
それが民主主義でしょう、
と言ったんです。――湯浅

政治不信が
政治システムの不信にまでなって、
全部スキップしてしまう
欲求みたいなものが高まっている。――中島

●人をサポートして生きる
 ラッシュの膝で学んだこと
 山岡淳一郎

今回の大震災では、人生を賭けて被災地支援に飛び込む人々も多い。九月二八日号に引き続いて、そんな一人、宮城県石巻で活動する災害救援のプロ・吉村誠司さんや彼の下に集まる人々の思いやきっかけを紹介する。

●政府軍と闘う自由シリア軍に決死の同行
 終わりの見えない戦闘と爆撃の日々
 写真・文 原田裕介

●経済通信社「ブルームバーグ」など外資系で続くリストラ
 PIP利用し解雇された記者勝訴
 米倉 外昭

●絶滅危惧種が生息する里山を破壊し、自動車テストコースの建設に邁進する愛知県の欺瞞
 トヨタと大村知事は”エコ詐欺師コンビ”!?
横田 一

●インド 米・天然ガス採掘ブームが豆農家にもたらした:福;
 写真・文 高橋 邦典

917号目次


917号目次PDF

〈注目記事〉
●2米兵女性暴行事件、オスプレイ配備を受け流す根源的な沖縄差別
 日本人はいつ「人間」になるのか?
 山口泉

●対談 「おもろい社会をカタチにする」ために
 面倒くさくて疲れる民主主義をどう引き受けるか
 湯浅誠+中島岳志

「決められない政治」への苛立ちから「民主主義」そのものが根本的な危機を迎えているのではないか。
今年三月に内閣府参与を辞めた湯浅誠さんは、七月から大阪でも社会活動を開始した。
なぜ大阪なの? 「おまかせ民主主義」を脱却する方途はあるの? 中島岳志本誌編集委員とともに考える。

政府に調整の次元をお任せするのではなくて、
自分たちでもやっていきましょう、
それが民主主義でしょう、
と言ったんです。――湯浅

政治不信が
政治システムの不信にまでなって、
全部スキップしてしまう
欲求みたいなものが高まっている。――中島

●人をサポートして生きる
 ラッシュの膝で学んだこと
 山岡淳一郎

今回の大震災では、人生を賭けて被災地支援に飛び込む人々も多い。九月二八日号に引き続いて、そんな一人、宮城県石巻で活動する災害救援のプロ・吉村誠司さんや彼の下に集まる人々の思いやきっかけを紹介する。

●政府軍と闘う自由シリア軍に決死の同行
 終わりの見えない戦闘と爆撃の日々
 写真・文 原田裕介

●経済通信社「ブルームバーグ」など外資系で続くリストラ
 PIP利用し解雇された記者勝訴
 米倉 外昭

●絶滅危惧種が生息する里山を破壊し、自動車テストコースの建設に邁進する愛知県の欺瞞
 トヨタと大村知事は”エコ詐欺師コンビ”!?
横田 一

●インド 米・天然ガス採掘ブームが豆農家にもたらした:福;
 写真・文 高橋 邦典

916号目次


       914号目次PDF

〈916号注目記事〉
●園子温監督インタビュー
 聞き手 早乙女 愛

日本のメディアの取材でいちばん多い質問は「なぜ原発の映画を撮ったのか?」
それ、おかしいでしょ。目の前で原発が爆発したんだからさ、撮らないほうが変でしょ。

もし、また原発事故が起きて4回も被曝することになったら赤塚不二夫の漫画の世界だよ。
僕は「脱原発」という言葉もまだゆるいなと思う。
そうじゃなくて原発は今すぐ出てけ! ってことです。

独特の映像世界で熱烈なファンも多い映画監督・園子温さん。最新作『希望の国』のテーマは「原発」。東日本大震災から数年後、再び大地震と原発事故が起きるという設定だが、そこにも {タブー} は存在した。これまでの作品とは違い、思うように企業の協力を得られない製作資金。「原発」に向き合おうとしない同業者――。そこから見えてくる日本社会の「病い」について、話を聞いた。

●想田和弘監督インタビュー
聞き手 中村一成

「よく観る、よく聴く」をないがしろにする社会が橋下的なものを跋扈させる

台本を作らず、ナレーションや音楽に頼らないドキュメンタリー制作スタイル {観察映画} の実践を続ける想田和弘監督。話題の新作のこと、芸術を細らせる日本社会のことなどを、聞いた。

●保坂展人世田谷区長×上原公子元国立市長
「5%の大改革」で自治体を変える

「五%がガラッと変わると、付随する部分が変わっていく」
という持論に沿って、区政を司っている保坂展人世田谷区長。
時に {八方美人} の批判を受けながらも一年半経ってその成果は?
元国立市長の上原公子さんと語り合った。

国会での厳しい質問を思い浮かべるので、世田谷ではやけに穏便だなと(笑)。

少数与党ですから、どうしても全方位的な進め方が必要でした。

●10シーベルト地帯にも作業員が!
 福島第一原発フリーランス初の撮影取材
 写真・文 尾崎 孝史

10月12日、福島第一原発が報道陣に公開された。これまで政府・東京電力は、フリーランスによるカメラの持ち込みを認めてこなかった。多くのフリージャーナリストの訴えが実り、初めてスチール取材が許された現場で見たのは収束作業の危うさだった。

●写真家・南條直子が向かい合った世界
 日雇い労働者の街「山谷」を撮り続けた女性
 織田忍

●自由と創造のためのレッスン 第7回
 出来事に「期限」はない
 廣瀬純

ジャン + ジャック・ルソーは、しばしば、近代自然法論者の系譜に位置づけられる。しかし、アルチュセールによれば、ルソーはまったく異なる思想家だ。「出来事を到来させるために」ルソーを読み解く、第二回目。

●国策捜査 第31回
 北陵クリニック事件で無期懲役が確定した 守大助さん
 殺人事件そのものが壮大な虚構ではないか
 青木 理

週刊金曜日 書評・本箱の本(2012年10月12日)

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■書評

日本2.0 思想地図β vol.3 僕たちのゲーム史 (星海社新書)
日本2.0 思想地図β vol.3

by 東浩紀=編集長 村上隆、津田大介、高橋源一郎ほか=著

¥3360

「グーグル/ニコニコ動画」民主主義は妄想では片付けられない 平井 康嗣/評
僕たちのゲーム史

by さやわか=著

¥903

海の底から言葉をすくいとるように 倉本 さおり/評
電子書籍版音楽雑誌『エリス』(第1号)

by

¥無料(紙本=1554円)

電子書籍で本格的音楽評論 藤田 正/評
  

◆本箱 北村肇(本誌発行人)/選
  
カラマーゾフの妹 復興の書店 冥土めぐり
カラマーゾフの妹

by 高野史緒=著

¥1575
復興の書店

by 稲泉連=著

¥1470
冥土めぐり

by 鹿島田真希=著

¥1470
我関わる、ゆえに我あり ―地球システム論と文明 (集英社新書) デモ!  オキュパイ!  未来のための直接行動 生殖技術――不妊治療と再生医療は社会に何をもたらすか
我関わる、ゆえに我あり 地球システム論と文明

by 松井孝典=著

¥777
デモ! オキュパイ! 未来のための直接行動

by 三一書房編集部=編

¥1785
生殖技術 不妊治療と再生医療は社会に何をもたらすか

by 柘植あづみ=著

¥3360
生と死の記録 ―続・三陸物語― ジャーナリストの惨事ストレス
生と死の記録 続・三陸物語

by 萩尾信也=著

¥1575円
ジャーナリストの惨事ストレス

by 報道人ストレス研究会=編著

¥1995




週刊金曜日 書評・本箱の本(2012年10月5日)

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■書評

サラエボで、ゴドーを待ちながら―― エッセイ集2 :写真・演劇・文学 (エッセイ集 2 写真・演劇・文学) 思想をつむぐ人たち ---鶴見俊輔コレクション1 (河出文庫) 3・11 FUKUSHIMA―放射能汚染の555日
サラエボで、ゴドーを待ちながら

by スーザン・ソンタグ=著 富山太佳夫=訳

¥3990

絶望的な状況の中でわれわれは誰を待てばよいのか 伊藤 氏貴/評
思想をつむぐ人たち 鶴見俊輔コレクション1

by 鶴見俊輔=著 黒川創=編

¥1365

「鶴見俊輔入門」に格好の書 佐々木 敦/評
3・11 FUKUSHIMA 放射能汚染の555日

by 三留理男=著

¥1995

根底に流れる「悲しみ」 北村 肇/評
  

◆本箱 宮本有紀(編集部)/選
  
鎌仲監督 vs. 福島大学1年生: 3.11を学ぶ若者たちへ (子どもの未来社ブックレット) あやつられ文楽鑑賞 (双葉文庫)
鎌仲監督 vs. 福島大学1年生 3.11を学ぶ若者たちへ

by 鎌仲ひとみ、中里見博=編著

¥735
アフガン民衆とともに

by マラライ・ジョヤ=著 横田三郎=訳

¥1785
あやつられ文楽鑑賞

by 三浦しをん=著

¥630
としょかんライオン (海外秀作絵本 17) 毎日がアルツハイマー 病院で死ぬのはもったいない: 〈いのち〉を受けとめる新しい町へ
としょかんライオン

by ミシェル・ヌードセン=著 ケビン・ホークス=絵 福本友美子=訳

¥1680
毎日がアルツハイマー

by 関口祐加=著

¥1575
病院で死ぬのはもったいない 〈いのち〉を受けとめる新しい町へ

by 山崎章郎、二ノ坂保喜=著 米沢慧=編

¥1890
萩を揺らす雨―紅雲町珈琲屋こよみ (文春文庫) 老人たちの生活と推理 (創元推理文庫)
萩を揺らす雨 紅雲町珈琲屋こよみ

by 吉永南央=著

¥580円
老人たちの生活と推理

by コリン・ホルト・ソーヤー=著 中村有希=訳

¥903




週刊金曜日 書評・本箱の本(2012年9月28日)

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■書評

AKB48白熱論争 (幻冬舎新書) 踊ってはいけない国、日本 ---風営法問題と過剰規制される社会 「最悪」の核施設 六ヶ所再処理工場 (集英社新書)
AKB48白熱論争

by 小林よしのり、中森明夫、宇野常寛、濱野智史=著

¥840

コンテンツ化した少女たちの実存のツケはいつ訪れる? 倉本 さおり/評
踊ってはいけない国、日本 風営法問題と過剰規制される社会

by 磯部涼=編著

¥1680

取り返しのつかなくなる前に 鈴木 沓子/評
「最悪」の核施設 六ヶ所再処理工場

by 小出裕章、渡辺満久、明石昇二郎=著

¥735

再処理事業廃止 怒りとともに訴え 上田 昌文/評
  

◆本箱 弓削田理絵(編集部)/選
  
生きる 原発避難民の見つめる未来 幸福な田舎のつくりかた: 地域の誇りが人をつなぎ、小さな経済を動かす 「自分らしさ」をかなえる!  女性のためのマンション選びとお金の本
生きる 原発避難民の見つめる未来

by 朝日新聞特別取材班=著

¥1575
幸福な田舎のつくりかた 地域の誇りが人をつなぎ、小さな経済を動かす

by 金丸弘美=著

¥1890
「自分らしさ」をかなえる! 女性のためのマンション選びとお金の本

by 大石泉=著

¥1470
グローバリゼーションの中の江戸 (岩波ジュニア新書 〈知の航海〉シリーズ) 王女の男 上 オリンピックと商業主義 (集英社新書)
グローバリゼーションの中の江戸

by 田中優子=著

¥861
王女の男(上巻)

by キム・ジョンミン、チョ・ジョンジュ、キム・ウク、イ・ヨンヨン=著 金重明=訳

¥1785
オリンピックと商業主義

by 小川勝=著

¥777
パギヤンの大阪案内 ぐるっと一周〔環状線〕の旅 たたかえ!  てんぱりママ――モンスターティーチャーとのあれれな日々
パギヤンの大阪案内ぐるっと一周〔環状線〕の旅

by 趙博=著

¥1890円
たたかえ! てんぱりママ モンスターティーチャーとのあれれな日々

by 内藤みか=著

¥1470




週刊金曜日 書評・本箱の本(2012年9月21日)

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■書評

イタリア料理 トラットリーアの定番料理 夢の原子力: Atoms for Dream (ちくま新書) 世界の楽しいインテリア-DESIGN SPONGE at HOME-
イタリア料理 トラットリーアの定番料理

by 小林幸司=著

¥3360

いわゆる「生き様」論に回収されない骨太な精神性 対馬 亘/評
夢の原子力

by 吉見俊哉=著

¥945

なぜ私たちは受けいれたのか 伊藤 氏貴/評
世界の楽しいインテリア

by グレース・ボニー=著 斎藤永一郎=訳

¥2310

ワクワク感とひらめきと 桃江 メロン/評
  

◆本箱 伊田浩之(編集部)/選
  
国会事故調 報告書 がれき処理・除染はこれでよいのか 3・11後の自衛隊――迷走する安全保障政策のゆくえ (岩波ブックレット)
国会事故調報告書

by 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会=著

¥1680
がれき処理・除染はこれでよいのか

by 熊本一規、辻芳徳=著

¥1995
3.11後の自衛隊 迷走する安全保障政策のゆくえ

by 半田滋=著

¥588
簡素なる国 検証 福島原発事故 官邸の一〇〇時間 社会契約論 (岩波文庫)
簡素なる国

by 中村敦夫=著

¥1785
官邸の100時間 検証福島原発事故

by 木村英昭=著

¥1890
社会契約論

by ルソー=著 桑原武夫、前川貞次郎=訳

¥756
川ガキ 俳句のための文語文法入門
川ガキ

by 村山嘉昭=著

¥1575円
俳句のための文語文法入門

by 佐藤郁良=著

¥1680




915号目次


       915号目次PDF

〈915号注目記事〉
●東京電力が福島第二原発を報道公開
 一見「クリーン」な怖い空間
 野中大樹

東京電力は福島第一原発の事故後初めて福島第二原発4号機内部作業を報道公開した。エネルギー生産現場なのに「止める、冷やす、閉じこめる」が重要業務という原発。その現場に本誌記者が入った。

●対中強硬論の台頭を憂う
 今こそ学ぶべき田中・周会談の「知恵」
 加藤 紘一

感情的で危険をはらむナショナリズムの応酬は、日中双方がどうあっても避けなければならない。
問題解決に向けて私たちが歴史からくみ取るべき教訓は、国交回復時に領土問題棚上げを選んだ先人たちの配慮だ。

●路上から「NO NUKES」を09
 金曜日以外でも、官邸前に!
 異なる路線が生んだデモの多様性
 文・写真/竹内一晴(ライター)

●佐藤優の飛耳長目77
 オスプレイ強行配備撤回の是非問う県民投票の重要性

●福島女子は今を生きる2
 震災街道ど真ん中を突き進め!
 宍戸慈

:今を生きる”福島女子をご紹介するこのコラム、
しょっぱなは、宍戸さんと一緒に「peach heart」代表を務める鎌田さん。
宍戸さんにとって、頼りになる相棒とのことです~。

●教育があぶない2012
 北海道教育委員会 勤務実態調査で給与返還と処分
 会計検査院に呼応して「命令と服従」の教育現場へ
 平舘 英明

教育への不当な介入によって、北海道の学校現場が揺れている。
道教委による服務規律調査や会計検査院の実地検査で多くの教職員が処分され、
さらに全道の勤務実態調査が今も継続中だ。
これは、広島、東京に続く「命令と服従」に支配された教育の姿だ。

●TOKYO IS 48
 愛と国
 文=後藤繁雄+写真=小山泰介