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週刊金曜日 書評・本箱の本(2012年12月14日)

『週刊金曜日』の書評・本箱欄に掲載された本です。
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■書評

映画の前衛とは何か ジョナス・メカス―ノート、対話、映画 新しい東アジアの近現代史[上]  国際関係の変動で読む 未来をひらく歴史
映画の前衛とは何か

by ニコル・ブルネーズ=著 須藤健太郎=訳

¥2940

断罪とは無縁の緊張感で見据えるアヴァンギャルドの過去と現在 対馬 亘/評
ジョナス・メカス ノート、対話、映画

by ジョナス・メカス=著 木下哲夫=訳 森國次郎=編

¥4935

肯定性に満ちた言葉の数々 佐々木 敦/評
新しい東アジアの近現代史 国際関係の変動で読む 未来をひらく歴史

by 日中韓3国共同歴史編纂委員会=編

¥2625

日中韓三国の史実を読みやすく 石山 久男/評
  

◆本箱 本田政昭(編集部)/選
  
踊ってはいけない国、日本 ---風営法問題と過剰規制される社会 再起動せよと雑誌はいう 100歳まで成長する 脳の鍛え方
踊ってはいけない国、日本 風営法問題と過剰規制される社会

by 磯部涼=編著

¥1680
再起動(リブート)せよと雑誌はいう

by 仲俣暁生=著

¥1365
100歳まで成長する 脳の鍛え方

by 加藤俊徳=著

¥1365
プロ無職入門 高木壮太の活ける言葉 (P-Vine Books) ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪 (文春新書) 橋下徹現象と部落差別 (モナド新書 6)
プロ無職入門 高木壮太の活ける言葉

by 高木壮太=著

¥1890
ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪

by 今野晴貴=著

¥809
橋下徹現象と部落差別

by 宮崎学、小林建治=著

¥987
「あの日」、そしてこれから (単行本) それ行け!! 珍バイク
「あの日」、そしてこれから

by 高橋邦典=著

¥1418円
それ行け!! 珍バイク

by ハンス・ケンプ=著

¥1890



週刊金曜日 書評・本箱の本(2012年12月7日)

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■書評

カジュアル・ベイカンシー 突然の空席 1 快楽上等!  3.11以降を生きる
カジュアル・ベイカンシー 突然の空席(1、2巻)

by J.K.ローリング=著 亀井よし子=訳

¥1575

『ハリー・ポッター』作者が問う 個人と社会のつながり方 鈴木 沓子/評
快楽上等! 3.11以降を生きる

by 上野千鶴子、湯山玲子=著

¥1575

幻想の建屋が吹き飛んだ先で 倉本 さおり/評
ヒトガミ信仰の系譜

by 佐藤弘夫=著

¥2940

天皇霊の誕生から靖国神社までの歴史 白井 基夫/評
  

◆本箱 成澤宗男(編集部)/選
  
橋下徹論: とんでもない、とほうもない、とてつもない 世界で暗闘する超グローバル企業36社の秘密 -日本人が知らなくてはならない
橋下徹(ハシズム)論 とんでもない、とほうもない、とてつもない

by 山本健治=著

¥945
世界で暗闘する超グローバル企業36社の秘密 日本人が知らなくてはならない

by 中田安彦=著

¥1000
9条を生きる 平和をつくる民衆

by 前田朗=著

¥2625
子どもたちに明るい未来を手渡したい 復興は現場から動き出す 自然エネルギー革命をはじめよう: 地域でつくるみんなの電力
子どもたちに明るい未来を手渡したい

by 今野東=著

¥1470
復興は現場から動き出す 本気で動く個人のネットワークが、本当に必要な支援を可能にする

by 上昌広=著

¥1890
自然エネルギー革命をはじめよう 地域でつくるみんなの電力

by 高橋真樹=著

¥1890
子どもと保育が消えてゆく―「子ども・子育て新システム」と保育破壊 (かもがわブックレット) サヨナラ! 操作された「お金と民主主義」 なるほど! 「マネーの構造」がよーく分かった
子どもと保育が消えてゆく 「子ども・子育て新システム」と保育破壊

by 川口創=著

¥630円
サヨナラ!操作された「お金と民主主義」 なるほど!「マネーの構造」がよーく分かった

by 天野統康=著

¥1785



週刊金曜日 書評・本箱の本(2012年11月30日)

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■書評

フクシマの後で: 破局・技術・民主主義 光のない。
フクシマの後で 破局・技術・民主主義

by ジャン・リュック・ナンシー=著 渡名喜庸哲=訳

¥2520

一人ひとりが否応なく考えるべきこととしてフクシマはある 伊藤 氏貴/評
光のない。

by エルフリーデ・イェリネク=著 林立騎=訳

¥2835

だがおそらく真理がある 佐々木 敦/評
新宿、わたしの解放区

by 佐々木美智子=著 岩本茂之=聞き書き

¥2625

熱血の時代へのオマージュ 西山 俊一/評
  

◆本箱 小林和子(編集部)/選
  
千駄木の漱石 民主主義のあとに生き残るものは 裏読みシャーロック・ホームズ ドイルの暗号
千駄木の漱石

by 森まゆみ=著

¥1785
民主主義のあとに生き残るものは

by アルンダティ・ロイ=著 本橋哲也=訳

¥1680
裏読みシャーロック・ホームズ ドイルの暗号

by 小林司・東山あかね=著

¥1680
いま福島で考える―震災・原発問題と社会科学の責任 アホの極み 3.11後、どうする日本! ? 平さんの天空の棚田 (写真絵本・祝島のゆるがぬ暮らし 第 1集)
いま福島で考える 震災・原発問題と社会科学の責任

by 後藤康夫、森岡孝二、八木紀一郎=編

¥2520
アホの極み 3・11後、どうする日本!?

by 池田清彦=著

¥1575
平さんの天空の棚田

by 那須圭子=写真・文

¥2100
いのちの思想家安藤昌益―人と思想と、秋田の風土 ルポ イチエフ――福島第一原発レベル7の現場
いのちの思想家 安藤昌益 人と思想と、秋田の風土

by 石渡博明=著

¥1785円
ルポ イチエフ 福島第一原発レベル7の現場

by 布施祐仁=著

¥1785



週刊金曜日 書評・本箱の本(2012年11月23日)

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■書評

母性 林英哲 太鼓日月 独走の軌跡 俺に似たひと
母性

by 湊かなえ=著

¥1470

読むたびに反転する景色の中で問われ続ける“それ”の是非 倉本 さおり/評
林英哲 太鼓日月 独走の軌跡

by 林英哲=著

¥3500

長い格闘と葛藤とその先の覚醒体験 松村 洋/評
俺に似たひと

by 平川克美=著

¥1680

あらためて考える一人称の老いと死 鈴木 沓子/評
  

◆本箱 野中大樹(編集部)/選
  
ピストルと荊冠 〈被差別〉と〈暴力〉で大阪を背負った男・小西邦彦 であいがつながる人権のまちづくり 大阪・北芝まんだら物語 世界一しあわせな国 ブータン人の幸福論
ピストルと荊冠 〈被差別〉と〈暴力〉で大阪を背負った男・小西邦彦

by 角岡伸彦=著

¥1575
大阪・北芝まんだら物語 であいがつながる人権のまちづくり

by 北芝まんだらくらぶ=編著

¥1890
ブータン人の幸福論 世界一しあわせな国

by 福永正明=著

¥1260
西部邁の経済思想入門 (放送大学叢書) 胡同の記憶――北京夢華録 (岩波現代文庫)
カオスの貌 特集・玩具箱と戯画 8号

by 川満信一=著

¥500
西部邁の経済思想入門

by 西部邁=著

¥1785
胡同の記憶 北京夢華録

by 加藤千洋=著

¥966
中国新鋭作家短編小説選 9人の隣人たちの声
9人の隣人たちの声 中国新鋭作家短編小説選

by 桑島道夫=編

¥2940円
むかしの写真集 閖上 大切なふるさと 懐かしい町並み

by ゆりあげざっこ写友会編集委員会=編

¥1500



928号目次


       928号目次PDF

928号の注目記事

●イラク戦争開戦から一〇年
外務省が年末に公表した「検証結果」のひどい中身
志葉 玲

日本が真っ先に「支持」を表明したイラク戦争開戦から一〇年。
昨年末、総選挙後のドタバタの中、外務省がひっそりと「検証結果」なるものを
公表したが……。検証すべき義務を負うのは、外務省ではなく政府なのだ。

●浮躁中国
ドキュメンタリー映画の担い手たち
麻生 晴一郎

中国では今、個人製作映画が注目を集める。とりわけ、中国社会の矛盾を取り上げるドキュメンタリーものが台頭している。
新聞・テレビ報道への疑心と、ネットの普及によって、映像ジャーナリズムの分野に新しい風が吹き始めているのだ。

●相変わらずのずさんな管理
中国薬漬け鶏肉、日本への影響は?
植田武智

その安全性に「?」が持たれる中国産食品。鶏肉で新たな問題が発覚しました。

●2013年1月13日 東京・渋谷
憲法改悪 大はんた~い
国防軍なんて大はんた~い
言論統制 大はんた~い
文/田中龍作 写真/島崎ろでぃ

デモはタカ派的なスローガンを掲げる安倍晋三政権の登場に危機感を抱いた市民たちが始めた。今回で第2回目。主催者は「毎月一度行なうことで人々の間に定着させたい」と意欲を示す。「アジアに平和を」「銃より雇用を」……シュプレヒコールが買い物客などでにぎわう渋谷の街に響いた。

●地元企業による資材供給妨害は黙殺
仙台土木事務所の“復興妨害”
成田 俊一

資材不足が叫ばれる復興事業だが、復興が進まない理由は他にもある。事業を推進・監視すべき土木事務所が、地元業者の悪質な行為には目をつむり、特定の県外業者を排除していた事実が明らかになった。

●小田原の“再エネの炎”は自民党政権でも燃え続ける
鈴廣かまぼこ副社長 鈴木悌介
山岡淳一郎

東電福島第一原発の事故後、全国で再生エネルギー事業に取り組んでいるのは市民だけではない。鈴廣かまぼこ副社長の鈴木悌介さんは中小企業経営者らと「エネ経会議」を立ち上げ、地元・小田原を中心に活発に活動中だ。

守る価値のあるものを守り
改めねばならぬものを改める

●首都直下型地震・大火災への対応不可
東京都内で「重層長屋」が横行
山口 安平

東京都内の住宅地で異変が起きている。
法の抜け穴をかいくぐった集合住宅が建設されているというのだ。
その正体「重層長屋」の実態を追った。

『週刊金曜日』主催の「歴史講座」パートⅢのご案内

本当の歴史を知りたい。
『週刊金曜日』主催の「歴史講座」パートⅢのご案内


歴史講座パートⅢ案内PDF

「歴史を哲学する」という視座から開講された『週刊金曜日』主催「歴史講座」のパートⅢを開講します。最後の講座となる今回は、「マッカーサーの占領」からインターネットに占領され、事物や人間の「交感」が喪失してしまった現代までを、全5講で講義・討議します。できるだけ「対話」のできる講座をめざし、歴史への新たな視点を切り開く講座にしたいと考えています。みなさんのご参加を、心よりお待ちしております。

時間:19時~21時
会場:貸会議室 内海(うつみ)
*JR水道橋駅西口下車徒歩1分
〒101-0061東京都千代田区三崎町3-6-15
http://www.kaigishitsu.co.jp
受講料(資料代込み)
全5講座8000円(1回毎は2000円)
25歳未満は割引料金
全5講座6000円(1回毎は1500円)
定員:80名(先着順)
お申し込みは『週刊金曜日業務部』に電話かファクスでお願いします。受講料は当日、申し受けます。
TEL 03-3221-8521
FAX 03-3221-8522

「日本近現代史を哲学する」
「マッカーサーの占領」から「喪失の世紀」現代まで

「戦後」とは何だったのか。占領時代から全共闘運動、バブル、福島原発崩壊まで、この国の歩みを読み解く。
講師 八柏龍紀(哲学者)

▼講座日程とテーマ
第一講 2013年2月7日(木)
マッカーサーの占領と「リンゴの唄」
――はたして憲法は空から降ってきたのか?――
課題:復興と再生の意味
第二講 2013年2月14日(木)
「東西冷戦」という戦時下、朝鮮戦争と講和条約
――〝12歳の少年〟の日本、加害を忘れた日本の現実とは?――
課題:なぜ、日本人はアメリカが好きなのか?
第三講 2013年2月21日(木)
〝日出ずる国ニッポン〟の軌跡とは?
――神武・岩戸・いざなぎ景気の顛末、貨幣は人を支配する!――
課題:消費社会と人びとの孤独について考える!
第四講 2013年2月28日(木)
オキナワ、ヴェトナム、全共闘の時代
――「祭りの場」が消えていくとき――
課題:「世代論」は有効か? 
第五講・終講 2013年3月7日(木)
〝バブル〟の崩壊から「原発」による崩壊まで
――「Globalism」との対峙、新たな「連帯」を求めて――
課題:生存の拠点をどこに置くか?

無名人のひとりごと 新版のんではいけない薬 広告


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927号目次


       927号目次PDF

927号の注目記事

●司法を正す 第1回
 三井住友銀行の元支店幹部を訴えている 林秀子さん
 「土地売却の21億円が知らぬ間に消えた」
 青木 理

●多民族国家 新生ミャンマーのあらたな火種
 写真・文 高橋 邦典

●繰り返される安倍首相の「ごまかし」
 集団的自衛権行使を突破、憲法はなし崩し、失われる自民党の矜持
 半田滋

歴史認識の見直しを主張し、憲法改正や集団的自衛権行使も声高に叫んだ :タカ派” の安倍晋三首相。再登場となった今回、日本の平和主義が危機にさらされている。

●新 買ってはいけない181
「エナジードリンク」って何がエナジー?
 渡辺雄二

「レッドブル・エナジードリンク」に代表されるエナジードリンクなるものが、コンビニなどで売られています。ほかに「モンスターエナジー」「バーン エナジードリンク」などがポピュラー。これらを飲むと元気が出て、仕事やスポーツなどがうまくいくことが婉曲的に表示、あるいは宣伝されています。そんな付加価値があるからか、一本二〇〇円と、通常の清涼飲料水に比べて割高です。はたして本当に元気が出るのでしょうか?

●理不尽な要請にも「断れるわけないでしょう」
 ドコモ取締役の「迷人落伍会」 社員や取引先に“出席強要”
 杉原 章一

前社長である山田隆持氏らが賭けゴルフをしていたというNTTドコモの非常識を本誌では報じた。
今回は、同社コンプライアンス担当の取締役も、常軌を逸した「業務」を行なっていることが明らかになった。

●「論文が年間二〇〇本以上」はなぜ疑問視されなかったか
 「科学技術立国」成って、大学滅ぶ(上)
 中井 浩一

真理追究の場である大学が変質している。不正研究、研究費の不正が横行し、それをただす自浄能力がないのだ。背景にあるものは何か。二回に分けて大学を取り巻く暗部を抉る。

●自由と創造のためのレッスン 第一〇回
 混濁する緑から反復する赤へ
 廣瀬 純

「冷戦構造の崩壊」とともに、見失われたかにみえる“コミュニズム”の理念。いまや資本主義の混濁した現実だけが跳梁跋扈するかのこの時代に、理念を取り戻すことはできるのか。

2013年1月18日(927)号広告


       週刊金曜日2013年1月18日号広告PDF 猪瀬直樹都知事に告ぐ

926号目次


       926号目次PDF

〈注目記事〉
●元検察特捜部のエース田中森一が語る
 社会の「どぶの中身」を見つづけて

「闇社会の守護神」「悪徳弁護士」とも呼ばれた元検事・元弁護士の田中森一氏。石橋産業事件(詐欺罪)で収監されて4年8カ月。2012年11月に仮釈放された田中氏に、検察組織の根本的な問題、受刑者の置かれた実態、今後の展望などを語ってもらった。

●『週刊金曜日』を読む2012年11月分
 「怒りの声」を「静かな祈り」に
 中島 岳志

●エネルギーの自給自足村を訪ねて
 ドイツはこうして脱原発を選んだ
 増山 麗奈

自民党の政権復帰で脱原発にブレーキがかかるだろう日本とは対照的に、
3・11以後、早々と脱原発を決め、着々と自然エネルギーへの転換を進めるドイツ。
いったい何が違うのか。自然エネルギーに取り組むドイツを取材した。

●浮躁中国52
 金馬奨騒動があぶり出した台湾映画の課題
 本田 善彦

昨年、台湾で行なわれている映画賞をめぐり、政治家や映画人の間で論争が起きた。
台湾映画の揺れる現状を見てみた。

●白馬村 住民登録拒否問題
 「ぼくだけなぜ教科書もらえないの」
 宗像 充

離婚して親権を失った父親の元に自らの意志で戻ってきた小学生。
住民登録は役所によって拒まれ、入った小学校は「体験入学」扱い。教科書もナシ。
一年四カ月にわたる不当な扱いをめぐり、父子は自治体などを相手に損害賠償の訴えを起こした。

●エコ貯金で行こう! 1
 私たちが預けたおカネの行方
 A SEED JAPAN エコ貯金プロジェクト

たとえわずかな金額であっても(すみません)、
自分のお金は社会がよくなるために使いたい。
新しい年を迎えて、身近なお金のこと、考えてみませんか。

●佐藤優の飛耳長目 80
 森本敏防衛相発言と沖縄主権回復の動きの加速