970号目次
2013年11月29日7:00AM|カテゴリー:目次一覧|admin
970号の注目記事
●特定秘密保護法案反対
日本版NSCとは「戦争指導最高会議」だ
福島 みずほ×佐藤 優
特定秘密保護法案に注目が集まっているが、本当に危険なのは国家安全保障会議(日本版NSC)の設置法案だ。衆議院でスピード可決されてしまった法案の問題点をあらためて浮き彫りにする。
●原子力規制委は「規制の虜」のままか?
巨大地震が迫る伊方原発と再稼働
伊田 浩之
原子力規制委員会が原発の再稼働審査を急ピッチで進めている。福島から遠い電力会社ほど再稼働に熱心で、四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)が第1号になるとの〝観測気球”が新聞紙上をにぎわす。だが、伊方原発の前面海域には日本最大規模の活断層が走る。最も危険な原発のひとつなのだ。
●「本物のニセモノ」猪瀬直樹知事の化けの皮が剥がれてきた
徳洲会からの5000万円「個人の借り入れ」で済む話か
作家としてファクト(事実)とエビデンス(証拠)にこだわってきた猪瀬直樹東京都知事が、徳洲会から5000万円提供問題ではエビデンスどころか一つひとつのファクトすらあやふやな説明に終始している。リコールを呼びかける識者まで出てきた。
●浮躁中国
「経済学界の魯迅」が語る習近平時代の中国
本田 善彦
中国の経済学者の中でも、良心派として知られる茅于軾さん。
今現在、中国が直面する諸問題について、インタビューの機会を得た。
●新わたしと憲法シリーズ
岡田和樹
上関原発を建設させないよう海で監視するカヤック隊員
原発反対行動を「妨害」だと中国電力が訴えるのは司法を利用した表現の弾圧
●東京高裁判決で“きわどい営業”促進か
NHKが申し込んでから2週間で受信契約が成立!?
丸山昇 ジャーナリスト
NHK受信料の支払いを義務づける法制化はかつて2度も不成立に終わった。視聴者の権利内容が不明確だからだ。ところが、義務化につながりかねないトンデモない高裁判決が出た。
●「テロとの闘い」掲げ、ウイグル人弾圧を正当化
中国が国家安全委員会設立へ
水谷 尚子
習近平体制の今後を占う意味で注目された三中全会では、国の安全保障戦略を定める司令塔として「国家安全委員会」を設立するとの決議が出た。開会直前に起きた天安門広場突入炎上事件の影響はあるのか――。