おしらせブログ 週刊金曜日から定期購読者の皆様へのおしらせを掲載しています。

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981号の注目記事

●マーシャル諸島の被ばくを追い続けて
ビキニ・デー60年 帰還に揺れる島民たち
写真・文 島田 興生

1954年3月1日、太平洋のビキニ環礁で行なわれた水爆実験で、日本の第五福竜丸などとともに、マーシャル諸島の多くの島民が被ばくした。60年後の今も終わらない島民の苦悩を、一人のフォト・ジャーナリストが追い続ける。

●民主党 桜井充政策調査会長に聞く
「解釈改憲」反対以外で意見集約できるのでしょうか?
聞き手・構成 まさの あつこ

集団的自衛権の行使を可能にする「解釈改憲」に向け、安倍政権は閣議決定を経て進めていくことを、20日の衆議院予算委員会で明言した。民主党は党大会で「解釈改憲」反対で一致できなかったが、今後どういう立場をとるのか。

●司法を正す
戦時下の言論弾圧「横浜事件」で国の責任を問い続ける 木村まきさん
国家秘密法案の国会提出に危機抱き再審を請求
青木 理

●CMの著作権は誰のものか、広告業界に波及も
元電通社員が破った“三業界合意”
本誌取材班

●佐高信の政経外科 番外編
『サンデー毎日』の“屈服”

●子宮頸がんワクチンの副反応
「心身の反応」ですべてを片づけていいのか
伊豆 百合子

ワクチン接種後の異変を「心身の反応」という都合のいい言葉で片づけようとすることに、国内外の科学者から批判の声があがっている。

●医療機関だけじゃない!学校で大規模食中毒発生!
ノロウイルスからどう身を守る!?
志村 岳

これまで医療機関を中心に感染報告されていたノロウイルス。しかしこの冬は、学校での集団感染が次々と起きている。限られた場所を飛び出し、一般生活を脅かすようになったのはどうしてなのだろうか。

定期購読発送に関して

 2月14日未明からの積雪の影響により、現在、流通状況に大変な混乱が生じています。できる限り、これまで通りに本誌をお届けしたいと考えておりますが、場合によっては1週間~10日程度の遅延が発生する可能性がございます。特に長野、山梨両県につきましては、ヤマト運輸の荷受停止措置を受け、2月21日(980)号を別途緊急措置として、2月21日(金)に「第三種郵便」で出荷しております。発送が遅れたことをお詫び申し上げます。 また、現時点で物流の回復具合が不透明であり、しばらく本誌のお届けが遅れる場合がございます。現状を鑑みて、ご理解のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

㈱金曜日

980号目次

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980号の注目記事

●歯止めが失われた安倍首相の「戦争する国家」への道
オバマ来日までに集団的自衛権を合憲化か

森田 実

●日本の被曝を揶揄する韓国と、大統領の悪口を書く日本
「売れ筋」重視で、中傷し合う日韓メディア

渡部 睦美

●侵略の歴史的事実を伝えるフォトジャーナリスト
山本宗補さん

憲法の理念は主権在民
国の運命を決めるのは
政治家ではなく私たち

●石原都政の功績「ディーゼル車規制」の“宴のあと”
東京都トラック協会の“税金ガブ飲み”を許す東京都

舛添要一新都知事の下で再スタートした東京都。
防災や福祉など各分野で「世界一」を強調した氏の政策には環境行政が抜け落ちている。
実は、都の環境行政はすでに世界トップレベルだと言われている。
石原知事時代の「ディーゼル車規制」が牽引したとの声が多いのだ。
一方で、その蕫負の遺産﨟もまた大きいという実状が浮かび上がってきた。

野中 大樹

●やせ細りきったオリンピックの理念
ショービジネスと国家威信の祭典に

谷口 源太郎

ジュンク堂書店 那覇店『週刊金曜日』バックナンバーフェア開催中です。

ジュンク堂那覇店バックナンバーフェア

ジュンク堂書店 那覇店『週刊金曜日』バックナンバーフェア開催中です。
期間:14年2月2日(日)~2月28日(金)
場所:ジュンク堂書店那覇店 地下1階から地上3階
営業時間:10:00-22:00
那覇市牧志1-19-29D-NAHA1F-3F
℡ 098-860-7175
URL http://www.junkudo.co.jp/

お店から一言
一冊の本を買うために30分レジ待ちという脅威のオープンからはや5年。台風の日にはシャッターを飛ばし、船の座礁では琉大の赤本を失い、それでも県内の皆様に支えられ、2月22日MARUZEN文具を加えグランドオープンを迎えます。1階雑誌売場では、県内関連記事のある号を中心に『週刊金曜日』バックナンバーフェアを開催いたします。皆様のお越しをお待ち申し上げております。

979号目次

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979号の注目記事

●検証・東京都知事選
脱原発派は負けたのか

◆選挙結果 私はこう見る

●真相追求キャンペーン第2弾
人材派遣大手パソナグループ社長
腹を切る覚悟の友人「すべてを話したい」
南部靖之氏の株をめぐる疑惑
佐々木 実

本誌1月24日号に掲載した記事「南部靖之氏の消したい過去『全40億円を失った』と友人が怒りの告発」は反響を呼んだ・
パソナグループ社長の南部靖之氏が友人から民事訴訟を起こされたからだ。
第1回口頭弁論では、南部氏に関するさらに不可解な事実が浮かび上がってきた。

●一気に進む雇用規制緩和
「岩盤規制」の突破というレトリック
東海林 智

わずか1年前に施行した改正労働者派遣法を根本的に見直すという。
「岩盤規制」という言葉を使い、労働者を保護してきた規制を
悪者に仕立て上げて、一気に取っ払おうというのだ。

●公安調査庁職員が市民団体に潜入か
偽名で身分を隠す
編集部

●新興国通貨の対ドル急落、円高ドル安で日本株価も下落
国際的視点欠く米国の量的緩和縮小方針
石井 陽一

●味があるのは研究よりも研究者?
STAP細胞騒動に何を見るか?
天笠啓祐

研究そのものではなく、研究者のほうが脚光を浴びるSTAP細胞。
そんなんでいいのでしょうか? 日本の科学報道は。

●いったい何者だ?
謎のユニット「ダフト・パンク」グラミー賞5冠!の理由
長利 清之

「ダフト・パンク(Daft Punk)」をご存じだろうか。フランス出身の2人による、何やら妙なユニット。ライブでもフルフェイスの仮面をかぶり素顔を公開しないなど、ユニークなパフォーマンスが人気だ。先日の第56回グラミー賞では、主要部門である「最優秀レコード」「最優秀アルバム」など5部門で受賞を果たした。……なぜなんだ?

978号目次

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978号の注目記事

●セブン-イレブン“鈴木帝国”の落日 連載第2回
信頼失墜“裸の王様”鈴木敏文
渡辺 仁

東京高裁が違法と断じた「見切り販売妨害事件」の判決は、セブン-イレブンにとって致命的になる可能性がある。自殺者が出ることでもわかるように、加盟店オーナーたちの「反セブン-イレブン的行動」を情け容赦なく叩き、売上を伸ばしてきたセブン-イレブン商法。それを生み出した鈴木敏文会長の権勢に翳りが見え始めた。

●上関町議選に山口県知事選、漁業補償金問題
どうなる祝島沖・上関原発
山秋 真

山口県祝島沖に中国電力による上関原発建設が計画されてから30年以上も反対運動を続け、建設を許さなかった祝島の人々。この2月は、祝島の行く末を左右する選挙が続く。

●次の逮捕者は誰か!?
愛知県警の腐敗解明が重大局面に
成田 俊一

●「所得税法違反」八田隆クレディ・スイス証券元部長、二審も無罪
検察を追い込む“常識的”な判断
伊田 浩之

●いまだ返還されず
全国12大学にアイヌ遺骨1636体!
平田 剛士

1636体――。国内計12大学が現有しているアイヌ人骨の数だ。
1870年代から1960年代にかけて、北海道などで解剖学者らが墓地を発掘して集めた。
うち1000体以上を保管する北海道大学は、遺族らに提訴されてなお返還に応じない。
和人社会はいつまで先住民族に「歴史的不正義」を強い続けるのか。

●新連載「戦後」の墓碑銘
対米従属支配層の抱えるディスコミュニケーション
白井 聡

●満腹の情景
まちおこしを食べに行く
埋め尽くす58万人の食欲
写真・文 木村 聡

年に1回、開催都市を変えて行なわれる「B-1グランプリ」。正式名称は「ご当地グルメでまちおこしの祭典!B-1グランプリ」だ。今年から「B級グルメ」の言葉をはずした。料理の美味しさを競うイベントではなく、あくまで参加団体はまちおこし活動が目的。改称をその意図を明確にするため。「B」は今後、「地域ブランド(Brand)」の頭文字とするそうだ。
会場では、出展側の「地域を元気に」との思いと、「うまいもの食いたい」と押し寄せる来場者の食欲が混ざり合う。飯を盛り、肉を焼き、ゆるキャラが客を呼び込む。そして、空腹を抱えながらも、暴動も起こさず幸せそうに並び続ける人間の景色が、終日そこにはあった。