808号目次
2010年7月23日9:00AM|カテゴリー:目次一覧|admin
808号の注目記事
■自殺統計データから見えてきた総合対策
絶対に後戻りをしてはならない
清水 康之
一二年連続三万人を超え、待ったなしの課題となっている自殺対策。
細かいところまで公表された統計データを、どう読み解き、どう生かすか。
前内閣府参与として、NPO法人代表として、自殺対策にかかわってきた筆者が語る。
■鬼丸昌也
企業や個人を巻き込む“闘わない”平和運動
山岡 淳一郎
争わない、主義主張もしない、すべてを受容する。それは「平和」を実現するために――。一九七九年生まれの鬼丸昌也が学生時代にゼロから立ち上げたNPO法人「テラ・ルネッサンス」。多くの企業や個人の支援を受けながら自主財源を確保し、地雷や小型武器、子ども兵問題などの活動に結実させている。若い熱情が、市民活動に「変革」をもたらした。
■東京・足立区 自殺防止の都市型モデルへ
「生きる支援」の果敢な挑戦
平舘 英明
自殺対策基本法が二〇〇六年に施行されたが、自殺者はその後も三万人を超え続けている。
そんななか、足立区では職員の意識改革を図り、「気づく・つながる・いのちを守る」を合言葉に、
自殺防止の取り組みをはじめている。自治体に何ができるのか。足立区の取り組みを追った。
■化学物質とのつきあい方4
食品添加物はだましのテクニック
槌田博
お菓子や加工食品の食欲をそそる色。
栄養素の多寡を偽装するうまみ調味料。
食品添加物がたくさん使われた商品には、
消費者をだます意図が隠されているのかも。
■セベソ事故のその後が教える
一物全体食時代への転換
沢木みずほ
34年前のダイオキシン流失事故は、大きな被害をもたらしました。有害物質の害、改めて考えたいです。
■カードローンやキャッシングに走る、その前に
〝貸さない時代〟にお金を借りるには?
丸田潔
生活再建のためにどうしてもお金が必要。だけど、どこで借りたらいいのか――。そんなピンチを助ける情報です。