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816号の注目記事

■「消えていくミツバチ」追跡第2弾
 長崎県は「墓場」だらけ
 止まらないネオニコ系農薬の使用
 岡田 幹治

日本養蜂はちみつ協会の調査で、農薬によるミツバチ被害が
昨年もっとも多かったのが長崎県だ。ニホンミツバチ研究者らが、
原因とみられるネオニコチノイド系農薬の規制を求めているが、
立ちはだかる壁は厚い。今夏もミツバチの大量死が続いている。

■浮躁中国
 麻薬撲滅に取り組むひとりの「80後」パーリンホウ
 麻生 晴一郎

麻薬ビジネスが跋扈する安徽省臨泉県で、麻薬撲滅プロジェクトが始まった。
立ち上げたのは、故郷の公益向上をめざすひとりの「80後」の青年だ。

■化学物質とのつきあい方12 最終回
 招かざる客にはドアを開けてはいけない
 槌田博

ある日突然、見知らぬ人がやってきたら、
あなただったらどうします?
簡単にはドアを開けませんよね。
化学物質とのつきあい方だって、それと同じなのです。

■二つの文化の間で生きるとは?
 ムスリムの子どもたち
 写真・文 佐藤兼永

外国人との共生が言われて久しいですが、現実はどうでしょうか?
日本で暮らすムスリムの子どもたち、彼らの葛藤を知ってください。

■編集長インタビュー
 安積遊歩さん カウンセラー・CILくにたち援助為センター代表
 生きていることが労働なんです
 聞き手 北村肇

障がいをもつこと、女性として生きること、子どもを生み育てること。
どれ一つをとっても、困難だらけのこの国の社会に挑み続けている安積遊歩さん。
いのちの危機がすすむ現在だが、安積さんの生き様と言葉は、いのちの輝きに満ちている。

■佐藤優の歴史人物対談18
 スターリンと語る
 弾圧は社会的意識を操作するのに十分に効果的

世界は、再び帝国主義の時代を迎えつつある。
帝国主義とは、他国の犠牲があっても自国の利益を拡大しようとする思想や政策。
戦前は、列強各国がブロック経済化を進めた結果、世界大戦にまで突き進んだ。
米国やEUによる円高誘導も、帝国主義政策と考えればわかりやすい。
帝国主義の理解のため、あえてスターリンにその考えを聞く。

■メディア一撃
 対談
 常岡浩介氏×安田純平氏(下)