822号目次
2010年11月5日9:00AM|カテゴリー:目次一覧|admin
822号の注目記事
■高須基仁のアウトサイダーインタビュー
分断された朝鮮と家族へのこだわり
柳美里
一八歳でデビューして以来、一貫して小説で自身をさらけ出してきた柳美里さん。直近では、児童虐待をテーマにした『ファミリー・シークレット』(講談社)が話題を呼んだ。「日本一のファン」を自任する高須基仁さんが、柳さんの家族や朝鮮への思いに迫る。
完全アウェイで
勝負したい
柳美里は、
まだ自分のことを
しゃべってない。これからが楽しみ。
■日本で暮らすロヒンギャ族の実情を追う
「ビルマのことを日本人に伝えたい」
山下 憲史
難民に認定されない、という理由で仕事にも就けず、健康保険証も持てない。
仏教国ビルマにおいてイスラム教を信仰するロヒンギャ族の置かれた現実に、私たちはどう応えるか。
■生存のもやい直し vol.7
カラカサン
ひとりじゃない
松元 千枝
日本に出稼ぎにきて日本人男性と結婚したフィリピンの女性たち。
その多くが配偶者からの暴力(DV)の被害者だ。
カラカサンは、そんな移住女性たちを支援し、
生きていく力を取り戻させる場だ。
■国際ルポ
地中海の分断国家 キプロス
北と南の再統合の行方
馬場 千奈津
地中海の輝く太陽と青い海に囲まれたキプロス島。実はこの地では。過去何十年にもわたり紛争と分断の歴史が繰り返されてきた。南北の再統合に向けて少しずつ歩を進めるキプロスに、果たして和平への展望は開けるのか。現地から報告する。
■海兵隊創設に言及した北澤防衛相
「軍隊は住民を守らない」
教訓をどう生かすのか
成澤 宗男
尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で、「島嶼防衛」が注目されている。
菅直人政権は、沖縄の自衛隊を大幅に増強しようとしているが、意味はあるのか。
事実上の一騎打ちとなる、沖縄県知事選の候補者はどう考えているのか。
◆「脱・中国依存」を目指さなければ
日本の食はパニックになる
垣田達哉
生活の何もかも、中国頼みの日本。とりわけ食の問題は深刻。中国依存からの脱出は喫緊の課題だ。
■知っているようで知らなかったお米のはなし6
コシヒカリはまぼろしだ
佐藤洋一郎
遺伝学的に見ると、今、みなさんが食べているコシヒカリ、
本物のコシヒカリとは言えないらしいんです。
ええっ!? どうして? そのわけは本文を。