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823号の注目記事

■徹底批判
 怒って呆れて大放談150分!
 村上春樹さん、あなたそれでも「作家」ですか?
 中村うさぎ×小森陽一

作家・村上春樹。『1Q84』は驚異的に売れ続け、一二月一一日公開の映画『ノルウェイの森』も話題だ。彼の小説はたしかに「面白い」。しかし、私たちはそこから何か得るものがあるのだろうか。他媒体では滅多に読めない徹底批判をお届けする。あなたはこれを読んでもまだ、村上春樹に付き合い続けますか?

■廣瀬純の生の最小回路22
 理念をもって生きること
 年金改革反対運動/バディウ

年金改革に反対する運動がフランス全土で展開されている。労組連合の呼びかけ
のもとで大規模なデモやストライキがこの半年、幾度となく繰り返されてきたが、
サルコジ政権と与党UMP(国民運動連合)はその声に耳を傾けることを断固し
て拒み、年金を受け取るための退職年齢をこれまでの六〇才から六二才(満額受
給は六五才から六七才)に引き上げるという法案の柱が見直されることはけっし
てなかった。

■知っているようで知らなかったお米のはなし7
 ご当地米で作られたうまい酒が飲みたいぞっ!
 佐藤洋一郎

寒くなってきまして、熱燗が恋しいですね~。
ご当地米で、地元の水で――、そんな日本酒が飲みたいけど、
酒米も「コシヒカリ化」が進んでいるそう。残念っ!

■遺伝子組み換え大豆にはやっぱり「NO!」と言いたい
 沢木みずほ

大豆製品をたくさん食べる日本の食にとって、遺伝子組み換え大豆は深刻な危機なのです。

■元新右翼&ネット右翼研究家
 いま排外主義の病理を撃つ
 「在特会」よ、君らは卑怯者だ!
 鈴木邦男・能川元一

民族差別に満ちた汚い罵声を浴びせながら、各地で暴力的行為を繰り広げる「在特会」――。
「市民運動」などと称して排外主義を煽る彼らこそこの国の恥部であり、暗部でもあるのだ。

「彼らのやっていることは、
弱い者いじめ
じゃないか」(鈴木氏)

「市民運動と称して、
ヘイトクライムを
たきつけている」(能川氏)

■「日の丸原発」の不透明な先行き
 西尾 漠

官民“オールジャパン連合”で悲願達成か ベトナム原発輸出「事実上の合意」

■70年代の光と影 シリーズ11
 日活ロマンポルノ
 日本映画低迷期に
 吹いた新しい風
 寺脇研