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847号の注目記事

■茨城・福島 風評被害と闘う農家たち
 東電よ、このつらさがわかるか!
 写真・文 冨田 きよむ

東京電力の原発事故で、福島県産や茨城県産の作物が「出荷停止」「摂取制限」品目以外でも売れない
――風評被害である。政府と東電による賠償論議も進んでいるが、農家にとっては、作れないこと、
販売できないことが一番つらい。風評被害に苦しみながらも、お互いに助け合う農家の姿を追う。

■チェルノブイリから
 福島の人たちへ
 パーヴェル・ヴドヴィチェンコさんに聞く
 (NGO「ラディーミチ チェルノブイリの子どもたち」)

福島原発震災最中の4月下旬、チェルノブイリ事故による放射能汚染地域の一つ、ロシアのノヴォズィプコフから、事故後の子どもたちを支援するNGOのパーヴェル・ヴドヴィチェンコさんが緊急来日した。チェルノブイリの経験は、原発震災に苦しむ私たちに多くのことを教えてくれる。

■人間だけが避難すれば終わり、ではないのでは? 
 二〇キロ圏内に取り残されたペットを救え!
 写真・文 形山昌由

福島第一原発から二〇キロ圏内には、多くのペットが取り残されています。彼らの命を救うすべを、真剣に考えたいです。

■『金曜日』で逢いましょう
竹森久美子さん 飯田圭子さん 土田多賀子さん
避難者の新生活を支援する
「生活スターターキット」送付活動

「頼る人もいない知らない土地で心細いはず」と、東京で新生活を始める被災者への
生活物資を送る女性たち。多数の共感を呼び、続々と支援物資が集まっている。

■東京電力の正体
 賠償スキームは誰を救済してるのか?
 阻まれた「東電解体案」”古賀ペーパー”
 横田 一

東京電力福島第一原子力発電所の事故の賠償策で、「原発賠償機構」(仮称)の設立が検討されている。
一時は「解体」も視野に入れられていた東電にとっては、九死に一生を得た賠償策となった一方で、
握りつぶされた「東京電力の破綻処理策」があった――。

■飯舘村での土下座説明会
 横田 一

「被曝してたら、子どもを産む夢が潰れる」
女子高校生の悲痛な訴えに東電は……