857号目次
2011年7月29日12:00PM|カテゴリー:目次一覧|admin
857号の注目記事
共通番号制
{社会保障の充実}の裏で
権益拡大狙う総務官僚
国民一人ひとりに番号を割り当てて所得や年金、
医療などの情報を管理する番号制度の大綱が決まった。
番号法案(仮称)として今秋の臨時国会に提出される見込みだが、
新たな大型利権として省庁間の綱引きが激化している。
瀬下 美和
節電電力の買い取りを拒否する関西電力
どうしてPPSの電気を活用しない?
電力の送発電分離議論で注目を集めるPPS。もっと活用されてしかるべきだと思います。
植田武智
悲願の米国・カナダ抜きのラ米一大機構発足は延期
チャベス大統領の緊急手術が内外に与えた波紋
伊高 浩昭
著者に聞く
内澤旬子
聞き手
藤井誠二
38歳で乳癌の手術をして以来、
自分の身体に「主導権」を取られ、
身体にとって気持ちいいことを優先したら―
なぜかどんどん元気になっていったんです。
セシウム牛が比較的安全な牛に変わりうる!
チェルノブイリ原発事故の教訓を活かせ
山内 正敏
『新聞研究』がボツにした
原発報道批判記事㊤
「安全神話」崩壊でも
変わらぬ日本新聞協会
日本新聞協会には、国内の主要な新聞社や通信社、テレビ局一三三社が加入している。
その機関誌『新聞研究』(月刊)が、自ら依頼した原稿を不掲載とした。
日本のマスコミを代表する組織は「言論・表現の自由」をどう考えているのか。
ボツにするのが当然な問題原稿だったのだろうか。
広く読まれるべき原稿だと考える小誌は、以下にその明石昇二郎さんの
原稿全文を掲載する。読者諸賢の判断を乞う。
明石 昇二郎
国 鉄 闘 争 事 実 上 終 結
24年の歳月とこれから
オホーツク沿岸の闘争団を訪ねて
戦後最大・最長の争議となった国労闘争団の解雇撤回闘争。
過去の総括とこれからの展望を安易に語れるほど、
長年の月日の重みは軽くはない。
いま、組合員たちは何を考え、どこへ進もうとしているのか。
本誌取材班
当事者、雇用交渉を断念
JR、採用差別で最後まで責任取らず
1987年の国鉄分割・民営化の際に起きたJR採用差別事件は、
最後の課題だった雇用問題でJRが責任を取らないまま事実上終結した。
労働者の人権を破壊した国鉄改革の非人間性が改めて問われる。
荒木 健次