871号目次
2011年11月11日9:00AM|カテゴリー:目次一覧|admin
〈871号注目記事〉
●虚構の政治家・橋下徹の正体
(下) 繰り返されるデタラメ
本誌取材班
サラ金特区やカジノ特区――。次から次に絵空事を並べるのが橋下前知事の特徴だ。
そのやり口は弁護士時代から顕著だが、中には疑惑の腐臭が漂う言動も散見する。
●生活困窮者を助ける市長を
貧困問題からみた大阪市長選
佐藤 万作子
マスコミ的には「橋下徹vs.平松邦夫」の構図ばかりがクローズアップされる大阪市長選。
一方で、大阪市はホームレスと生活保護受給者数が国内でも突出して多いことでも知られる。
選挙の陰で進む生活困窮者排除。貧困問題を通してみえる、大阪市長選の別の顔を追う。
●TPP亡者たちに告ぐ。
今、日本に必要なのは放射能対策だ
垣田達哉
TPPなんかよりも、放射能でずたずたになった日本農業の立て直しが先決問題!
●浮躁中国41
帰ってきた毛沢東
本田 善彦
毛沢東が帰ってきた。死去から三五年を経た中国で、今再び毛沢東を賛美し、
崇拝を公言するグループが動き始めたのだ。ノスタルジックなブームか、権力闘争の幕開けか。
●オリンパス巨額買収の闇
医療廃棄物処理会社アルティスの実態
古川琢也+本誌オリンパス取材班
三年前のオリンパスによる巨額買収で問題視されている三社のうちの一つ、
産廃処理会社アルティス。新工場の稼働をめぐり長野県宮田村で住民とのトラブルが起きていた。
●危ない暴力団排除条例 「違憲条例」が狙う警察組織の権益拡大
警察庁が旗を振ってきた暴力団排除条例(暴排条例)が一〇月に東京と沖縄でも施行され、全国の都道府県で同内容の条例が整えられた。しかしその中身を精査すると、ひどく乱暴で常軌を逸した「違憲条例」であることに気付く。また、条例の背景には、警察組織のあくなき権益拡大に向けた思惑も潜んでいる。
◆わずか1年半で出そろった暴力団排除条例
●対象はヤクザではなく一般人
河合 幹雄
本来なら国会の審議を経て法律として制定されるべき暴力団排除の規制が、都道府県の条例として出そろった。その背景には何があるのか。不必要に厳しい規制はどうやって作られるのか。
●「フェルビナク」ってどーなのよ?
渡辺雄二