934号目次
2013年3月8日7:00AM|カテゴリー:目次一覧|admin
934号の注目記事
●決壊した「藤沼ダム」の教訓をどう生かすか
全国に21万基ある農業用ため池の危険度
まさの あつこ
危険度が低いと判定されたにもかかわらず、東日本大震災で決壊した福島県の農業用ため池「藤沼ダム」。全国にはため池が約二一万基あり、老朽化が進んでいる。安全対策は大丈夫か。
●福島の森と海は今 第3回
被曝する生きものたち
平田 剛士
放射能は五感で察知できない。東北の野生生物たちはこの二年間、東京電力・福島第一原発の事故を知ることもなく被曝を強いられている。生態系はどんな影響を被るだろうか。
●失敗は実証済みの「三本の矢」
アベノミクスは遊園地のコーヒーカップと同じ
金子 勝
マスコミはアベノミクス・キャンペーン一色だ。企業は株価上昇に喜び、
輸出産業は円安で利益を上げ……。しかし金子勝・慶應義塾大学教授は
「いずれ化けの皮がはがれ、経済はもっと悪くなる」と警告する。
●佐藤優の飛耳長目82
モスクワ国際関係大学での
森元首相講演に潜む謎
●「日米共同声明」を成果と伝えるマスコミの歪曲報道
日本を売り渡した 安倍外交の敗北
横田一
「聖域なき関税の撤廃が前提でない」。TPP交渉参加について、安倍首相はオバマ大統領との会談成果を強調。マスコミも :大本営発表” かのようにその :戦果”を伝えた。が、「日米共同声明」に何ら目新しいものはない。
●不屈の芸術家・富山妙子
近代を問い続けて
平井康嗣
日本の戦争と戦後を見つめてきた画家の富山妙子さん。海外では注目されながらも、日本では異端視されつづけている。福島原発事故の連作に取り組んでいる富山さんの仕事場を訪れ、話を聞いた。
●3月13日に元秘書3人の判決
陸山会事件とは何だったのか
真野 きみえ
小沢一郎氏が事実上、政治的に抹殺される形になった陸山会事件の判決が、
3月13日に出される。4年にわたり、
日本中を騒がせた陸山会事件とは一体何だったのか。