965号目次
2013年10月25日7:00AM|カテゴリー:目次一覧|admin
965号の注目記事
●特定秘密保護法案反対
一色に染まるスピードが速くなった社会の危険性
対談 森達也×田島泰彦
「国家機密」の範囲や内容を一部の為政者が一方的に決める「特定秘密保護法案」への反発が弱い。日本新聞協会の意見書も腰砕け状態だ。なぜこんな空気になっているのか。その背景と対策について、メディアの現状に詳しい二人が語り合う。
●当初予定を延期して、来月、北京で開催
南北関係悪化で、波乱含みの北朝鮮の投資説明会
金 承 在
五月末に制定した経済開発区法を進めるべく、北朝鮮は新たな行動に出た。
七月末に新設した国家経済開発委員会を対外的に紹介し、自国の多様な特区開発計画を説明するため、
北京で投資説明会を開催しようというのだ。計画通りに進めば、過去最大規模の説明会になるとみられるが……。
●TPP内部文書が示す驚愕の中身
著作権保護規定に盛り込まれたネット規制
横田 一
TPP交渉各国により「年内合意」が改めて確認された。現在、合意文書の草案二九章のうち一四章の条文が完成しているとされ、他章も大半の条文が完成しているという。本誌は条文素案の一部を入手。内部文書にはネットを政府統制するような条文が含まれていた。
●爆撃被害訴訟と被害者の今
中国・重慶の「半面美人」―癒えない傷
鈴木 賢士
●八重山教科書問題で繰り返される国の不当介入
「是正」されるべきは政府の対応
内原 英聡
●「育児は母親の仕事」意識が父親を苦しめる!
男性の育児休業取得を妨げる「パタハラ」
小林 美希
「育児は母親のするもの」という意識。それが妊娠した女性には「仕事を辞めろ」という「マタハラ」になり、男性には育休取得や育児短時間勤務を妨げる圧力「パタハラ」となる。非正規労働が増え共働きでないと家計が保てない家庭が多いなか、子どもを安心して育てるための環境づくりが必要だ。
●第24回
週刊金曜日ルポルタージュ大賞 佳作入選作
外食流民はクレームを叫ぶ大手外食産業お客様相談室実録
ガンガーラ田津美