日韓「合意」問題 連続企画シンポジウム 1
2016年2月19日6:39PM|カテゴリー:お知らせ|admin
日韓「合意」と日本の「慰安婦」問題認識
――忘却のための「解決」は許されない
日 時
2016 年2 月27 日(土)13:00 開場、13:30~17:15
会 場
韓国YMCA 地下ホール・スペースY
主催者
日韓「合意」と日本の「慰安婦」問題認識シンポジウム実行委員
会、日本軍「慰安婦」問題web サイト制作委員会(FFJ)
出演者、演題
2015 年12 月28 日、日韓両外相が発表した「慰安婦」問題に関す
る「合意」は、何よりも日本軍「慰安婦」被害者の方がたの声に耳
を傾けることなく「最終解決」とした点で容認できません。安倍政
権は、形式的な「責任」と「謝罪」の表明と、韓国政府が設立する
財団への10 億円拠出だけで、「慰安婦」問題を「最終かつ不可逆的」
に終わらせると約束させました。歴史教育に言及しないばかりか、
朴槿恵政権は「平和の少女像」(平和の碑)の撤去・移転まで示唆しています。
日韓「合意」に対し、日本では歓迎ムードですが、韓国では被害
女性たちや支援団体含め全国的な抗議運動が起こっています。
日本と韓国の世論の落差はどこに起因するのか――
被害女性が望んでいない「合意」で「慰安婦」問題の幕引きは許されません。
2つのシンポジウムをとおして、今後の課題を浮き彫りにします。
■「日韓「合意」の何が問題なのか」
吉見義明(日本史/中央大学教授)
■『帝国の慰安婦』事態と日本の知識人
鄭栄桓(チョン・ヨンファン、朝鮮近現代史・在日朝鮮人史/明治学院大学准教授)
コメント:北原みのり(作家)、金富子(植民地朝鮮ジェンダー史/東京外国語大学教授)
主催者あいさつ:中野敏男(歴史社会学/東京外国語大学教授)
コーディネーター:梁澄子(日本軍「慰安婦」問題解決全国行動共同代表)
参加費
一般1000 円(非正規・学生500 円)