『週刊金曜日』ワセクロとコラボ
11月17日に「監視社会ニッポン」を問う共催シンポ
2019年11月1日7:57PM|カテゴリー:お知らせ|admin
『週刊金曜日』(小林和子編集長)は11月1日、探査ジャーナリズムNGOワセダクロニクル(渡辺周編集長)と提携しました。今後、記事の交換や共同での取材・発信などでコラボレーションしていきます。2020年2月には提携を記念したシンポジウムを東京都内で開催する予定です。
まずは『週刊金曜日』の11月8日号から、ワセクロでリリースしたシリーズ「監視社会ニッポン」の「狙われるDNA」編を掲載します。
毎週、ワセクロの記事が『週刊金曜日』でお読みいただけます。
その連載開始を受けて、2019年11月17日にシンポジウムを開催します。
多くのご参加をお待ちしています。以下がシンポジウムの概要になります。
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『週刊金曜日』× ワセクロ 共催シンポジウム
120万件の“真実” あなたのDNAも狙われている
ーー 警察と「監視社会ニッポン」を問うDNAは「体の設計図」。自分だけが持つ遺伝子情報です。この「究極の個人情報」を警察は収集し、データベースにしています。その登録数は、120万件。日本の総人口の100人に1人、東京では57人に1人になります。
警察は、DNAを採取する対象に軽微なものまで含めています。例えば、名古屋市では「きくちゃん」という迷い犬を探すチラシを電柱に貼っただけで、保育士の女性がDNAを採取されました。きくちゃんは、高齢の飼い主から新しい飼い主に引き渡される際にゲージから逃げてしまい、女性はきくちゃんが殺処分されないよう探し出そうとしただけです。また、バス釣りをして立ち入り禁止の場所に入っただけで、DNAを採取された人もいます。登録データの抹消を求めて訴訟も起こされています。
シンポでは「DNAデータ等抹消請求訴訟」原告代理人の川口創弁護士が法律的な問題点をわかりやすくお話しします。パネルディスカッションではDNAのデータベース化の”その先”に待ち構える「監視社会」の意味を会場の皆さんと一緒に考えます。
あなたのDNAは大丈夫ですか? 監視社会ニッポンの“今”を斬っていきます。
日時: 2019年11月17日(日)午後1時30分(開場は午後1時)
場所: 早稲田大学早稲田キャンパス11号館
505教室905演習室に変更になりました。基調講演: 川口創弁護士 (DNAデータ等抹消請求訴訟原告代理人)
パネルディスカッション: パネリスト=川口創弁護士・伊田浩之『週刊金曜日』副編集長・渡辺周「ワセダクロニクル」編集長
資料代: 1000円(ワセクロ寄付者・『週刊金曜日』定期購読者は500円)
※当日会場で申し込みもされた方も対象です。
参加方法: 事前申し込み制。こちらからお申し込みください。