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757号目次

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今週号の注目記事

■日本郵便残酷物語
 小泉郵政民営化の成れの果て
 鯨井 雄太

昨年のお中元シーズン、ひとりの青年が汗だくになって大阪の町をお中元配達に走り回っていた。
あるときは配達先の住人から不審がられ、あるときは誤配にどやしつけられる……。
郵政民営化後のお中元配達現場、そこで彼が見たものとは?

■北朝鮮情報機関の元高級幹部が証言
 北朝鮮の狙いは核弾頭より在日米軍基地
 斉藤 光政

「実質的な戦争体制に突入していた」。新型ミサイル発射や三度目の核実験を進めているとみられ、「挑発」をエスカレートさせる北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)。今年四月に実行された「長距離弾道ミサイル」打ち上げの際、軍部は全面戦争をも辞さない「戦時体制」を発令していたことが、北朝鮮情報機関の元高級幹部によって明らかになった。在日米軍基地を抱える日本の本当の「脅威」とはなにか。

■乾いた大地で生きる子どもたち
 ブルキナファソ
 文 アグネス・チャン
 写真 新藤健一(日本ユニセフ協会提供)

アフリカ西部のブルキナファソでは一九七三年の大旱魃以降、降雨量が減ったり大洪水が起きるなど、地球温暖化が原因と思われる気候変動が起きている。その影響で仕事を変えたり、移住を余儀なくされる人々までいるという。四月末に現地を訪れたアグネスさんに報告してもらう。

■従軍リポート アフガンをゆく(6)
 至難の用水路建設20キロ
 中村哲医師はタフだった~ペシャワール会・現地ルポ(上)
 文と写真 白川 徹

■高遠菜穂子リポート 破壊と希望のイラク
 メソポタミアの地で出会った人々 第7回
 迫害され殺されるジャーナリストたち
 埋没するイラク報道

■シリーズ生きている労働組合24
 東京大学職員組合
 法人化が招いた雇い止め 仕事も予算もあるのに「期限だから」
 小林 拓矢

単に五年の期限がきたから雇い止め――東京大学で、短期間勤務職員の雇い止めが起こっている。きっかけは五年前の独立行政法人化である。労働者の能力が劣っているからでも、経営が厳しいからでもない。規則を盾にした一律の雇い止めである。これに対し、正規・非正規を問わず、東大で働く人なら誰でも入れる組合、東京大学職員組合は抗議活動を行なっている。教員にとっても不便で不合理な規則。抗議の声は組合の枠を超えて広がっている。

■介護に疲れているあなたへ1
 介護を受ける方も、する方も、元気になるように
 がんばらない介護生活を考える会

介護疲れによる殺人や自殺などが相次いでいます。
がんばりすぎていませんか?
一緒に解決法を見つけましょう。