770号目次
2009年10月9日9:00AM|カテゴリー:目次一覧|admin
770号の注目記事
■山口・祝島の27年間
上関原発計画と闘い続ける
會田 園
山口県上関町の原発建設計画で、
海の埋め立てに着工しようとする中国電力に対し、
住民らによる海上阻止行動が続いている。
埋立免許が切れる10月21日までがひとつの焦点だ。
■「トヨタショック」から思わぬ副産物?!
名古屋で結婚予備校が大人気な理由
平野 宗彰
トヨタショックが新たな名古屋名物を生んだ。婚カツブームに便乗した結婚予備校だ。
いまや名古屋と言えば味噌カツに婚カツ。笑い話にされるほどのブームだが、
渦中の結婚予備校生の現実は、結構シビアだったりして……。
■生存のもやい直し
自由と生存の家
小林 蓮実
貧困と命の危機を現場から救え!
労働問題が生存問題に直結する現在、
ユニオンには、「生存組合」としての側面が求められている。
フリーター全般労働組合では、「住宅部会」を結成し、
五月末、「自由と生存の家」をオープン。
さまざまな人を支える空間として船出した。
■痛憤の現場を歩く100
全国初のプルサーマル計画に反対強まる玄海原発
使用済み燃料の行方すら未定なのに強行するのか
鎌田 慧
地域の自民党幹部らが「プルサーマル反対」の運動を強めている。
佐賀県では、原発反対の運動が比較的おとなしかったが、さすがに理不尽と立ち上がったのだ。
迷走する国の原子力政策のツケを押しつけられ、日本初のプルサーマルが始まるのかどうか。
玄海原発のプルサーマル計画は最後のヤマ場を迎えつつある。
■教科書採択
自由社版の歴史教科書が参入
現場を忘れた教科書採択の実態
星 徹
「新しい歴史教科書をつくる会」が分裂し、自由社版「歴史」が新たに加わる中で行なわれた中学校教科書の採択が終了した。現場の教員の声が活かされず、教育委員会主導で採択が行なわれた地域では、「つくる会」系の教科書が採択されたところもあった。
■遂に断罪された公安の違法捜査
微罪口実の逮捕事件で上告断念に
成澤 宗男
■世界の非難浴びる軍隊介入と組合弾圧
フィリピントヨタをILOが現地調査
遠野 はるひ