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771号の注目記事

■暴露された「対テロ」の嘘 アフガニスタン戦争の内幕(上)
 「9・11」前からあった作戦計画
 成澤 宗男

二〇〇一年、「9・11」を口実にアフガニスタン戦争が始まった。
だが依然米軍は、勝利の見えない泥沼にあえいだままだ。そしてこの戦争の知られざる
多くの事実は、破綻を目前にした米国の「対テロ戦争」の邪悪な本質を暴露している。

■資本主義後の世界は
 脱中心的な国際連帯が可視化する
 対談 高祖岩三郎 平沢剛

新しいアナキズムの視座から、資本主義後の世界を構想し、活動する高祖岩三郎さんと平沢剛さん。ニューヨークと東京を拠点とする二人に、脱中心的な形で広がっている国際連帯の可能性について語り合ってもらった。

◆ギリシアの蜂起が示したもの
 櫻田和也

■歴史認識の壁を越えた漫画
 中国南京大虐殺記念館で飾られた日本の戦争漫画
 対談 石川好 × 森田拳次

今年の八月一五日、終戦の日。中国の南京大虐殺記念館で日本の戦争体験を描いた漫画一三〇点が展示された。描いたのは日本の漫画家たちだった。現地では日本人の戦争体験への反発はきわめて少なく、予想外に好意的に受け入れられた。当事者たちがその舞台裏を語る。

■地域のユニオンが労働運動を変える
 野村昌二

厳しい雇用状況を背景に、ひとりでも加入できるユニオンが全国に広がりつつある。数だけではない。労働と生存、正規と非正規という従来の枠を越えた運動は、日本の労働運動の質をも大きく変えようとしている。

◆非正規の組織化と派遣法改正が
 どこまでできるかが鍵です
 「非正規会議」東京事務局責任者
 棗一郎弁護士に聞く

■間違いが直っていない!
 社保庁・年金記録処理の知られざる実態
 望月 芳子

二〇〇七年二月、基礎年金番号に結びつかない年金記録が五〇九五万件あることが発覚。現在、記録の統合処理が進められているが、捗っていない。作業の実態を追うと、社会保険庁の相も変わらぬ丸投げ体質が浮かび上がる。長妻昭厚労相は、どこまで解明できるのか?

■人生を狂わせたあの男だけは許せない
 教え子である私を汚した元高校教師の民主党都議を告発
 岩崎 大輔

高校教師が女子生徒にムリヤリ関係を迫った。教師は学校を去った後、女性はイジメにあいひきこもりに。
その後、男は政治の道に進み都議会議員になった。被害女性が都議へ怒りの告発をする。

■新メルケル政権が原発延命政策
 反原発運動が元気に復活
 梶村 太一郎