793号目次
2010年4月2日9:00AM|カテゴリー:目次一覧|admin
793号の注目記事
■多国籍軍の武力行使と「一体化」
日本政府の嘘と自衛隊の実態が明らかに
布施 祐仁
自衛隊の主たる活動は人道復興支援ではなく「米軍の後方支援」だった。しかも多国籍軍の戦闘と一体化し……。
イラク戦争に関わる文書開示請求で日本政府の嘘と自衛隊の活動実態の一端が明らかに。
■佐藤優の歴史人物対談
高橋和巳と語る
全共闘思想の土着化には個の再結合が必要
新自由主義を進めたのは、小泉純一郎・元首相や竹中平蔵・元経済財政政策担当大臣
だけではない。官庁や大企業の幹部として指導層となった全共闘世代も同罪だろう。
彼ら彼女らはかつて社会主義革命を目指したことなど忘れてしまったのか。
それとも全共闘世代の「転向」には、なにか必然性があったのか。
全共闘運動の理論的支柱と呼ばれた作家、高橋和巳の考えを聞く。
■70年代の光と影
現代人の「まつり」に爆発させた
岡本太郎の意志と野望
北村肇
■中国入国拒否顛末記
中国人のみならず外国人にも向いている中国当局の言論監視
水谷 尚子
思想信条によって入国の可否を決められてはたまらない。
今年2月27日、中国への入国を拒否された中国研究者が、
その一部始終を打ち明ける。
■「うちは市役所じゃない!」
消費者が知らないコンビニ「代行収納」の実態
古川 琢也
電気、ガス、水道だけでなく、税金やクレジットカードの支払いもできるようになったコンビニの「代行収納」。利用者にとっては便利だが、“窓口”役の加盟店には負担が大きく、利益は少ない。「儲けるのはコンビニ本部」というお決まりの構造になっている。
■ いつまで続く?
「温暖化防止に貢献する原発」というウソ
村上 朝子
「地球温暖化対策基本法案」に原発推進が明記された。
鳩山政権下でも、自民党政権下でのウソは改まらなかった。やはり、というべきか――。