801号目次
2010年6月4日9:00AM|カテゴリー:目次一覧|admin
801号の注目記事
■70年代の光と影
ウーマン・リブが担った矛盾とはざまを今も凝視する
田中優子
■浮躁中国
抹殺に抵抗する
「白皮書」の作家――野夫
本田 善彦
文革、天安門事件と、リアルタイムで中国の歴史を生きる作家、野夫。
書くこと、そして、史実への彼の思いを聞いた。
■編集部員体験記
裁判員裁判制度施行から一年
裁判員候補者になりました
平井康嗣
昨年五月二一日に始まった裁判員裁判から一年が経った。本誌編集部員が裁判員候補者に選ばれた。裁判員拒否の道もあるが、その問題を取材するためにあえて{現代の赤紙}を手に裁判所に足を運んだ。そこでは何が行なわれていたのか。
■「つくる会」教科書
政治的採択の傷跡はどうなった
教科書は誰のものか
平舘 英明
東京都杉並区では、今年も中学校歴史教科書に扶桑社版が使用されている。
二〇〇五年の採択に引き続き二回目だ。〇九年は、神奈川県横浜市でも
「つくる会」発行の自由社版が初めて採択されるなど広がりつつある。
学校現場の声を無視して押しつけられる教科書。その「負」の現実を追った。
■ビルマ最新事情
「軍政の実態を直視してほしい」
「スーチーさんの懐刀」に単独会見
宇田 有三
どう転んでも軍政が多数を獲得するという新憲法の下で行なわれる総選挙を、
アウンサンスーチー氏率いるNLDは「解党」してボイコットすることを決めた。
軍政の執拗で陰湿な監視をかいくぐって、スーチー氏に一番近い人物にインタビューした。
■編集長×編集長
噂の金曜日に朝日はあるのか
北村肇 『週刊金曜日』編集長
山口一臣 『週刊朝日』編集長
佐高信 『週刊金曜日』発行人
岡留安則 元『噂の真相』編集長
■化学物質のリスク評価は
二分法ではなく、多段階評価で
植田武智
化学物質には危険性がはっきりしないものが多い。「白か黒か」ではなく、段階評価で対策を講じるべきだ。