パリ同時多発テロが
もたらすもの
テロを完全に防ぐことは残念ながら困難だ。なぜテロが起こるのかについて理解を深め、根本的な原因を取り除いていくしかない。「9・11」テロの衝撃からアフガニスタンやイラクを侵略した米国の"正義"が何をもたらしたか、深く考えるべきだ。
- 外務省「国際テロ情報収集ユニット」目配せで捕まる共謀罪
「テロ対策」口実に焼け太り狙う外務省・警察官僚
- テロと同様に「政権転覆」も許されない
フランスの罪深き欺瞞
パリでの「テロ事件」で130人(11月24日現在)の犠牲者を出したフランスは、すでに25万人以上の死者を生んでいるシリア内戦を悪化させた当事国だ。自国の死者を追悼する前に、シリア国民の痛みを受けとめる良心はないのか。
- フランスを代表する月刊紙『ル・モンド・ディプロマティーク』から
テロリズムを(本当に)終わらせるために
今回の記事は『ル・モンド・ディプロマティーク』4月号掲載のものだ。“対テロ戦争”がもたらした犠牲と混乱について総括すべきだと、アラン・グレシュ氏は言う。パリの悲劇が起きてしまった今こそ、氏の論考を深く受け止めたい。
- 国営ラジオも「私たちの責任が問われている」
極右が台頭するなか「難民の生存権」と向き合う
ドイツの市民社会
欧州に押し寄せる難民。その多くが目的地としているのが、社会保障整備が整ったドイツだ。しかしドイツとて、難民の大量移入に排外主義者が台頭するなど社会不安も生じている。ドイツ市民社会はこの現実にどう対峙しているのか。ベルリン在住のジャーナリストがリポートする。
- 『禁じられた歌声』アブデラマン・シサコ監督が問う
「寛容のイスラム」を過激化させたのは、誰か?
これまでにない規模でパリを揺さぶったテロ。事件の背景を見つめ、どのような抵抗が可能なのかを問うて示唆に富む映画『禁じられた歌声』が12月26日に公開される。以下はシサコ監督が来日した今年6月に行なわれたインタビューだが、その言葉は、今ここにいる私たちにまっすぐ届く。
- アフリカで軍事展開するフランスの失敗と、映画人の抵抗
中村富美子
- 臨時国会召集見送り
憲法違反を認めてはならない - 東北大学"井上合金"事件(中)
まぼろしのノーベル賞 - 「タカタ製」エアバッグ問題
自動車メーカーの責任は問われないのか - 浮躁中国 86
習近平を慕う老百姓たち - 連載 「慰安婦」報道と『産経新聞』4 訂正とおわび
秦郁彦氏「正論」での事実誤認を認めおわび掲載 - KKベストセラーズでパワハラ・リストラ進行中
- 最底辺に潜り込み庶民の心情を唄にした演歌の祖
よみがえる啞蝉坊
◆絶大な人気を誇った親子二代
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