特集 バンクシー
世界各地でゲリラ的に、かつ社会的な問題提起を含む作品を描いてきたアーティスト、バンクシー。2013年にはニューヨークで毎日1点路上に作品を残し、場所を明かさず公式サイトに投稿。市民はストリートとインターネットを股にかけた「宝探し競争」に熱狂した。その存在がいま、私たちに示唆するものは何か。経緯を追った映画の公開を機に考える。
- 政治的ユーモア表現はいかにして可能か
バンクシーとかけて「壁に現れた説法(MESS/AGE)」と解く――その心は?「あの日」から5年。「戦争法」施行を前に笑えない状況が続く今、人々を覚醒させる戦略的「なぞかけ」を世界に拡散し続けるアーティスト、バンクシーから「笑い」が持つ革命的な力を学び直す。
- バンクシーって、何者なんだ?!
【イルコモンズに聞いてみた】これだけの情報化社会の中で、いまだ正体不明を貫く謎のアーティスト、バンクシー。いったい何者なのか。おさらいしてみよう。
- バンクシーはNYで何をやったのか?
1日、1投下(ボム)――NY市内で1カ月間、毎日一つずつ路上に作品を残したバンクシー。多岐にわたる作品を通じて市民に見せようとしていたものは、何だったのだろうか。
- 「バンクシー到来!」の衝撃
- 「外側」と「グラフィティ」とは?
- 「5ポインツ」という聖地
- 「境界」を攪乱、挑発する顛末を描く
『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』 - ファンならば手にとって損はない
『BANKSY IN NEW YORK』 - 都市開発=統治にどう拮抗できるか
さて、ここから特集は「都市とアート」へと視点を移す。グラフィティ誕生の頃から在NYで、街の変貌を見続けてきた批評家に、まずは「バンクシーの舞台背景」を解説してもらおう。
- 『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』から考える
これからの都市とARTの行方バンクシーのニューヨークでのプロジェクトは、「まちづくりとアート」という視点も提示している。それは、2020年の東京五輪に向けて「都市開発」が進むであろう日本にとっての警鐘、かつアンチテーゼとなりそうだ。
- ARTはまちづくりにどう関われるのか?
「まちづくり」に広い意味での“アート”からアプローチする実践例は、バンクシーの他にも世界各地で生まれつつある。その萌芽をご紹介しよう。
〈緊急特集〉3・29戦争法施行 自衛隊員が死ぬ日へ
- 法的整備なしで隊員を戦場に送る無責任
- 南スーダンPKOは隊員の命を危険にさらす
- 威嚇競争を招く大演習
- 自衛隊制服組が「軍隊化」を進める
- シリアで拘束された安田純平さん動画の意味
- 浮躁中国 89
各地で頻発する民衆の権利擁護活動 - 岐阜県東濃地区で「ウラン残土」の可能性
リニア中央新幹線ルート上で高い放射線値を測定! - 北海道新聞社が「言論の自由」制限へ秒読みか
- ◆社外言論規制で危惧される批判精神の衰退
- 連載 〈脱〉混迷ニッポン27 石巻・開成仮診療所所長 長純一さん
医療と介護、福祉を紡ぐため石巻で奮闘する医師