電力小売
全面自由化始まる!
4月1日から、電力小売自由化が始まった。脱原発・脱東電への道を作るための大事な第一歩だということは、脱原発をめざす誰もが認識していると思うが、一方で、「何をどうすればいいのかわからない」「どの業者を選べばいいかわからない」といった声も耳にする。脱原発社会の実現に向け自由化をどう生かせばいいのか、消費者はどのような選択をするべきなのか、未来を見据えて考えた。
- 再エネ推しで行こう!
その1 脱原発を念頭に置いて小売業者選び
その2 チェックすべきは電源構成
その3 一般電気と再エネ、実は価格差はそんなに大きくない
その4 「見えない東電」を意識しろ - “環境破壊再エネ”はおことわり
今回の小売自由化で消費者の再エネ推しは確かに重要なのだけれど、中にははき違えた再エネがあることも知ってほしい。再エネ発電の聖地(?)・北海道の現場では、驚愕の光景が広がっていた。
- 地域の「宝」を活かすエネルギー革命
「3・11」以降、「ご当地エネルギー」と呼ばれる自然エネルギープロジェクトが日本各地で生まれた。さらに、今、自治体を母体にした地域発の電力会社が次々と生まれている。電力の小売自由化で、自然エネルギーや電力の地産地消が広がる可能性がある。
- 「顔の見える電力」とつながる
みんな電力(東京都世田谷区) - 組合員が主役で「エネルギーの共同購入」
生活クラブエナジー(東京都新宿区) - 「エネルギー自治」を根づかせた
ドイツの電力自由化1990年代後半に電力を自由化したドイツでは、今、900近い自治体が電気の供給を自ら行なう。脇役にすぎなかった彼らの事業は、再エネの時代に入り脚光を浴びている。電力自由化の先達であるドイツの事例を紹介しよう。
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