安倍政権の大罪
内閣支持率と株価を高水準で維持することに心血を注いできた安倍晋三首相。そのおかげで長期政権は可能となり、悲願とする"憲法改正"に手が届くところまできた。ひょっとしたら最後の一手を打つのは、安倍首相ではないかもしれない。だが、そのことに大した意味はない。
私たちに重要なのは、よくみることだ。民主主義を実現する制度や文化が壊され、私たちの暮らしが追いつめられたさまを。
変革の決定権は、依然私たちの手にある。だから問うてみる。この現実に、私たちは本当に満足しているのか? 張りぼての「自由」と「希望」でOKか?(『週刊金曜日』編集長・小林和子)
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民主派をめぐる重い空気の下で