新しい戦争の時代へ
トランプ大統領来日時、安倍晋三首相の媚びを売る姿は、改めて米国言いなりのこの国の実態を示した。日本は今後、米国の圧力で憲法を変え、最終的に米軍に付き従って海外での戦争に参加しようとしている。それを前に日本列島では今や、各地で「戦争ができる国」に向かい、急速に軍事化が進行している。
- 急速に軍事化が進行!
米国によって改憲と戦争に引きずり込まれる日本 - 米海兵隊が削減されても「負担軽減」ならず
オスプレイと自衛隊が沖縄へ - 広がる「1票の拡差」、超高級宿舎の建設、馬への健康被害……
現地ルポ “自衛隊配備”後の与那国島で何が起きているのか沖縄・与那国島に自衛隊が配備されて1年半が過ぎた。隊員が有権者となった初の町長選挙では、直前に約50人規模の隊員の配置換えがあり、それにより「1票の格差」が深刻となり、問題視されている。規模に見合わない隊員のための超高級宿舎建設が進むほか、島のシンボルともいえる馬に健康被害が出ているなど事態は深刻だ。
- 全国の基地・演習場における「きな臭い」動き
日本列島軍事化マップ戦争法成立後のここ1~2年、中国や北朝鮮の「脅威」キャンペーンを背景に、在日米軍と自衛隊の動きが慌ただしくなっている。米軍と自衛隊の合同演習・訓練数も増え、戦闘を想定した実戦的色彩をより濃くしている。
- 自衛隊が「日本軍」となる日
米国の戦争に組み込まれるな - 知覧での取材で見えてきたもの
特攻隊を美化し続けるこの国の病世界記憶遺産登録の動きまで出た特攻隊。「国のために命を捧げた」という類いの「英霊美談」が盛況だ。だが、軍事的に無意味な自殺行為に若者を追いやったことへの怒りがないのは、なぜなのか。
- 死の商人たちは何を狙っているか
武器輸出は戦争国家への道安倍晋三首相は2014年4月、武器輸出の原則自由化に踏み切った。15年には武器輸出や武器技術開発を手がける防衛装備庁まで発足させたが、これまで輸出実績はゼロだ。しかし、もし武器輸出が今後定着すれば日本に「軍産学複合体」が形成され、憲法の理念は消滅して「戦争のできる国」にさらに近づく。止めるのは今だ。
- 日本が輸出等を目論んでいる兵器、及び他国と開発中の兵器一覧
武器輸出・共同開発を図る企業と「製品」
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