右派はなぜ
「家族」にこだわるのか
「女性が輝く社会」を作ると謳う反面、「少子化」対策や24条改正案、家庭教育支援法案など「家族」への介入を強める安倍政権。管理体制的なその政策は、個人の自由や権利を奪うものにもなりかねない。その政権の周辺では、保守的な家族理念を掲げる右派が"草の根活動"に勤しみ、家制度の復活を目指している。「個」を殺す"集合体"がなぜ必要なのか。
- 対談 大橋由香子×早川タダノリ
統治基盤として操作される“家庭”多産奨励・家族重視……戦前の体制に詳しい2人が国家による家族統制・介入政策に警鐘を鳴らす
- 福島みずほ議員に聞く
「イヴァンカ基金」騒動と「女性活躍」のウソ先月訪日したトランプ大統領の長女であり大統領補佐官のイヴァンカ氏。同氏が名を連ねる基金をめぐっては情報が錯綜したが、結局、基金に税金が投入されるというニュースはほとんど報じられなかった。この騒動と、名ばかりの日本の「女性活躍」について福島みずほさんに話を聞いた。
- 父を「フェミニスト」と呼ぶイヴァンカ氏の女性支援への真剣度
- 結婚・出産を“奨励”する危険な公的指標「企業子宝率」
安倍政権が2013年から膨大な国の予算を投入し、都道府県で進めてきた婚活支援。この「官製婚活」の中で、複数の自治体が重宝する「企業子宝率」という公的な統計指標がある。子を「宝」と謳うこの指標は、結婚・出産の圧力になっているばかりでなく、指標として大きな問題を抱えている。そのカラクリを徹底取材した。
- 前川喜平 前文科事務次官が語る(下)
加計学園の獣医学部認可は「大きな汚点」 - 連載 ぶれない・あきらめない・おそれない 町田ひろみ
「誰の子どもも殺させない」と叫ぶ - 神戸製鋼データ改竄
原発関連部品も「密室調査」で幕引きか - 愚かすぎる大阪市の米国姉妹都市解消
- 60年の交流の歴史が消える
- 現地で失敗した右派の妄動
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70歳の母さえ「不法出国幇助」罪で投獄された - シリア戦争後に再び大動乱が始まるのか
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核の幽霊を退治するために - 大国に翻弄され続けた"最後の朝鮮残留日本人"
荒井琉璃子さん(84歳) - とっても大事な地域の民主主義の学校
図書館の次には公民館の再生ブームがやってくる?