安倍改憲を許さない!
- 中野晃一・上智大学教授に聞く
戦後民主主義の最大の危機に直面して
暴走する権力に抵抗をあきらめてはならない疑惑を解明せず、倫理観も責任感も見られない安倍晋三首相は自民党総裁選挙の勝利後、いよいよこの秋に本命の改憲に手を付けようとしている。だが、政権は盤石ではない。安倍改憲に反対する勢力が大同団結し、闘いを持続すれば、必ず展望は開ける。
- 山尾志桜里・衆議院議員に聞く
与党に決して改憲原案を提出させてはならない
首相はすべての戦争を可能にする改憲を狙っている安倍晋三首相は9月10日の自民党総裁選の共同記者会見で、秋の臨時国会を目指して9条の改正案を提出すると述べた。首相の狙いは、自衛隊に対する憲法の歯止めをすべて外すことだ。これを阻止するため、野党が与党に対して徹底審議を挑み、改憲原案の早期国会提出を断念させるしかない。
- 自然災害を改憲の口実にするな
現場を知らない政府の指示は危険
緊急事態条項は被災地を救わない自民党改憲案には、中央政府に強い権限を集中し、一部人権も停止する「緊急事態条項」がある。大規模災害などの対応を根拠にしているが、6日に起きた北海道の大規模地震で被災した筆者は、非常時の体験から「改めて緊急事態条項はやはりいらないと実感した」という。
- 安倍3選でも沖縄に安倍旋風は吹かせない
安倍政権は沖縄に何をしてきたか
沖縄は安倍政権にどう向き合うか意に沿わないものを嫌い排除しようとする安倍政権の方向性を表す典型例が、沖縄に対する施策だ。選挙や抗議行動という住民の意思を無視するだけでなく圧力をかけて潰そうとする。それでも権力に抗い続けてきた住民たちは、安倍3選後をどう見据えているのか。
沖縄県知事選2018
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