メディアは
闘っているか

経済格差が広がり、高齢者の孤独死や若者の自殺が多発している。大臣の相次ぐ辞任や問題発言など政治の腐敗が止まらない。いまこそ、人々のための報道が求められている時代はない。私たち「金曜日」はジャーナリズム復権になにが必要か考えるとともに、志を同じくするメディアとの連携を深め、幅広く深い情報の発信を続けてゆく。

  • 映画『i─新聞記者ドキュメント─』森達也監督に聞く
    記者はもっと我が強くていい
    阪清和

    ジャーナリズムが劣化している。この時代に記者はなにをすべきなのか、そもそも記者の仕事とはなんなのだろうか。

  • 弊誌が「ワセダクロニクル」と業務提携
    取材や記事掲載などで協力
    ネットと活字の共闘

    対談 渡辺周×植村隆

    『週刊金曜日』は探査ジャーナリズムNGO「ワセダクロニクル」と業務提携し、今後、取材や記事掲載などで協力していきます。「ワセダクロニクル」の渡辺周編集長と弊誌発行人の植村隆が「これから」を語り合う。

  • ワセダクロニクル【提携企画】
    監視社会ニッポン
    狙われるDNA編01

    120万件──この数字、何かわかりますか? 警察庁が集めたDNA(デオキシリボ核酸)のデータ数だ。「人体の設計図」といわれる究極の個人情報が、日本の総人口の100人に1人、東京都民でいえば57人に1人の割合で捜査機関に保有されている。DNAの採取に関する法律はない。採取する警察側の裁量に委ねられている。私たちの取材で、警察はDNAの採取対象を「微罪」に広げていたことが判明した。DNAの収集に躍起になる警察。その現場でいったい何が起こっているのか。私たちはDNAを採取された人たちを訪ね、話を聞いた。まずはバス釣りをしていてDNAを採取された青年の話から。

  • 韓国最強の週刊誌『時事IN』〈見習いルポ〉
    綿密な取材に基づく探査報道は高い評価
    文聖姫

    韓国で最大の発行部数を誇るリベラル系週刊誌『時事IN』。綿密な取材に基づく探査報道は高い評価を得ている。記者たちの姿をルポする。

  • 9割が6カ月以上の長期収容!
    東京五輪まで「日本に不安を与える外国人」を
    「収容」せよと国が入管に指示
    樫田秀樹
  • 対談 木村英子×若松英輔
    "いのち"でつながるために(下)
  • 野見山暁治×崔善愛 戦争と平和(2)
    愛する人といる時間が長く続くことを願うのが平和 西嶋真司
  • 話の特集541集 番外篇
    惜別 和田誠
  • 夢の砦 矢崎泰久
  • 傍見・和田誠交遊録 中山千夏
  • 紙ナフキンとコースター 小室 等
  • 田んぼの記(8)特別編
    脱穀 収穫 写真・文/山田しん
  • 横浜にカジノはいらない(下)
    全国初の市長リコール運動へ受任者集め 片岡伸行
  • 続き読み物「この男イヤだ」(9)
    ヤマカワ 石坂 啓
  • たとえば世界でいま
  • 米国/首都近郊に「少女像」設置 山口智美
  • 印パ/自治権剥奪で緊張高まるカシミール 北方農夫人
  • ヴィパッサナー瞑想体験記(2) 想田和弘
  • ロスジェネ 死線からの生還(6)
    家を出る 小林エリコ

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