メディアの迎合
- 戦争に反対し権力に迎合しない
- 作家インタビュー・辺見庸
権力を補完するメディアの恥辱首相会見に出席して厳しい質問ひとつしない報道記者を「立派な背広を着た糞バエたち」と痛烈に論難し、マスコミの権力翼賛姿勢を厳しく断罪してきた辺見庸氏。76歳になったばかりの作家はいま、脳出血の後遺症や複数のがんと闘いつつ、執筆する日々だ。辺見氏を訪ね、菅義偉政権の成立やメディアの現状について話を聞いた。
- 週1会議などで年収約2300万円の甘いポスト
ジャーナリストたちが怒りの声
読売出身の国家公安委員による
「首相官邸迎合記事」「日本記者クラブ」理事長を任期途中で突然辞任し、安倍晋三政権下で報酬2300万円以上(年間)の国家公安委員に就任した元『読売新聞』論説主幹。国家公安委員でありながら彼が『読売新聞』に書いた「法務・検察の不都合な真実」と題したコラムは、メディアの政治への迎合ぶりを象徴的に示している。
- 江畑忠彦・元共同通信編集局長インタビュー
読売出身・国家公安委員の「首相官邸迎合記事」
私はなぜ、怒りに近い感情を抱いたのか「怒りに近い感情を抑えることができなかった」――。元共同通信編集局長の江畑忠彦氏は、『読売新聞』元論説主幹だった小田尚氏が国家公安委員の就任後に書いた「法務・検察の不都合な真実」との見出しの記事をこう評した。江畑氏に、その理由を聞いた。
- 【拡大版メディアウオッチ】菅義偉首相が話題の自著で削除・隠蔽したもの
『政治家の覚悟』とはすなわち
メディアへの“宣戦布告”なのか8年前の野党議員時代に上梓した著書の改訂版が首相就任早々に刊行。しかしそこからは自らへの「ブーメラン」になりかねない記述が忽然と消え失せていた……。
- 【拡大版メディアウオッチ】“リベラル優等生”朝日新聞の行方
「両論併記」「ファクト」報道で政治はどう変わる?所信表明演説に「国家観」を求めた産経と「具体性」を求めた朝日。メディア研究者は、両紙の評価視点の違いから「リベラル」の劣勢を読み取った。
- 新旧新聞労連委員長対談・南彰×吉永磨美
「新しい時代の新しいメディアを目指して」SNSが発達しネットメディアも多数存在する現在、新聞を代表とする既存メディアが生き残るための課題は多い。旧態依然とした取材手法や業界慣行などで多様化に対応できず人材が流出し、メディアが信頼されなくなることを憂う新聞労連(日本新聞労働組合連合)の新と前委員長が、今後の課題や展望について語り合った。
- 玉木国民民主党代表、菅政権との違いを明言
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ライバル高木尋士