ソウル中央地裁
「慰安婦」判決を
読み解く
- 人権を侵害された個人と国家の対立
国際法の未来を切り拓く画期的判決韓国の元日本軍「慰安婦」被害当事者12人の訴えを認め、日本政府に賠償を命じたソウル中央地方裁判所の判決。本誌では今号より、同判決文の全文を緊急連載する。判決文の読み方について、翻訳した山本晴太弁護士が解説する。
- 原告12人の動員過程と慰安所での生活を明記
ソウル中央地方裁判所「慰安婦」判決全文1
安田純平氏への旅券発給拒否
- 裁判で明らかになる権力によるジャーナリストへの圧迫
シリアでの40カ月におよぶ拘束に耐え帰国したジャーナリストの安田純平氏。日本政府は安田氏の労苦をねぎらうどころか新しい旅券(パスポート)の発給を拒否し、海外渡航を事実上禁じる新たな「拘束」処分を課している。安田氏がその取り消しを求め、昨年1月に起こした裁判で次第に明らかになってきたのは、外務省による旅券法の濫用であり、発給拒否の根拠にあげられてきた事実自体が「捏造」されたのではないかという疑いである。 - 安田純平さんインタビュー
日本は独裁国家との「信義」を重んじるのか
シリアで40カ月間、拘束されたジャーナリストの安田純平氏が日本政府を相手に起こした旅券発給拒否取り消し訴訟――。その訴訟に至る経緯や、拘束中に妻にあてて「身代金を払うな」というメッセージを送った真意、そして過酷な拘束状況の中で、「絶食」という非常手段で立ち向かった心境を聞いた。 - ビルマで軍事クーデター
- 市民の間では再び流血の事態が起きる懸念も
ルポ 広がる「不服従・非暴力」の抗議運動 - 国家顧問という役職の継続に対する国軍の屈辱と恐怖
アウンサンスーチー氏を追放するためのクーデター - 2021年、新型コロナとどう闘うか シリーズ 医師に聞く(3)
医療法人社団悠翔会理事長・診療部長 佐々木淳さん
在宅医療の高齢者を守るため私たち一人ひとりにできること - 不謹慎な旅 (33) 三閉伊一揆と「浜の一揆」裁判
小○(困る)漁民たち - 拡大版・メディアウオッチ 世界で報道された草津町議会の「事件」
注目されたのは性暴力告発よりリコールのほうだ - メディアウオッチ
森下NHK経営委員長再任にOBら反対 - 鈴木邦男 ハンセイの記(29)
栗原康さんの慧眼