編集長コラム「金曜日から」 編集長のコラムを公開しています。

年が明けて社会が変わるわけではない。それでも希望をもちたい

何歳のころか、場所がどこか、何一つ覚えていない。ただ記憶に残るのは、地面に何かキラキラ光るものがあることに気づき、瞬間、生きていることをうれしく感じた、その「感じ」だけだ。光っていたものの正体もはっきりしない。なんとなく、砂のようであったか。いや、すべては単なる夢かもしれない。

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